前回の続き

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

 

 

いよいよお待ちかねの、激辛コマセでフグ撃退編です。

 

 

 

 

 

 

 

2023年12月8日金曜日、大津でボート釣りに行ってきました。

 

 

凪の予報なので、手漕ぎボート釣りには絶好のチャンスです。

 

 

 

 

 

 

出発の様子

 

 

 

 

そんなに大混雑というわけではない。

 

 

 

 

 

今日は、2種類のコマセ餌を用意しました。

 

 

 

 

 

(1)ハバネロ入り激辛コマセ

 

 

 

冷凍コマセブロック1kgに、粉末ハバネロ100g。

 

事前に解凍して混ぜ合わせ、再度冷凍したもの。

 

 

 

感じとしては、トウガラシ粉をちょっと入れすぎ。

 

もう少し量が少なくてよかったかも。

 

まあ、いいや。

 

 

 

 

 

 

(2)ごく普通のアミコマセ1kg

 

 

 

まるまつ丸さんで購入したもの。

 

ノーマルなコマセです。

 

 

 

 

 

 

 

 

<今回の使い方>

 

 

 

1.普通のコマセ餌を撒いて、普通にアジ釣りをする。

 

2.フグが出てきたら、激辛ハバネロコマセを撒いて、フグを追い払う。

 

3.再び、ノーマルコマセ餌で、アジ釣りをする。

 

 

 

これを繰り返します。

 

 

 

 

 

最近はノリ棚の設置がすすんできたので、ノリ棚周辺でやります。

 

 

ノリ棚ができると、アジはノリ棚に集まってくるので、ノリ棚の設置ケーブルをいかに避けてアンカリングするかが重要なポイントになります。

 

 

岸から2段目、航路から3番目と4番目のノリ棚の間の、やや沖にアンカリング。

 

3番目と4番目のノリ棚の角と角の間の、斜め沖。

 

 

2度目のアンカリングでうまくいきました。

 

 

 

 

 

場所を決めるのに、うろうろ迷走していたので、出港してからアンカリングまで1時間もかかってしまった。

 

 

アジ釣り、あまり動き回る釣りではないので(アンカーが重いので何度も移動したくないし)、場所決めはとても重要です。

 

 

時間をかけてもいいから、よいポイントをじっくり選びます。

 

 

 

 

さいわい、入ったところはそこに根があり、大変よい場所に入りました。

 

 

アジビシ仕掛けを落とすと、カサゴが釣れる。

 

 

もうちょい上にしないと、カサゴの餌食だな。

 

 

 

 

今日は2本竿、一つはサビキ仕掛け、もう一つはアジビシ仕掛けでいきます。

 

 

サビキが釣れるときもあれば、アジビシ仕掛けが好調のときもある。

 

 

どちらかばっかり偏って釣れる傾向にあるので(私の経験では)、2本出して釣りします。

 

 

 

仕掛けが単純で簡単、手返しが楽なのは、サビキ仕掛け。

 

それも、針数が少ない、遠投用のサビキ仕掛け(針が3本しかない)は、短くて楽ちん。

 

サビキ仕掛け、長くてボート上で扱いにくかったら、切って短くするのもよい方法です。

 

 

 

 

まずは、サビキ仕掛け(ノーマルコマセ)を放り込んでおいて、そのあとちんたらアジビシ仕掛けを作って・・・

 

 

 

 

おおおっ、もうサビキ仕掛けに魚が来ました。

 

竿先がガクガク震えています。

 

バレるなよ~、バレるなよ~・・・・・

 

 

 

 

 

フグでした。

 

 

 

 

 

はえ~よ。

 

 

ここにはフグしかおらんのかい。

 

 

 

 

 

 

サビキ仕掛けに、怒りのハバネロ激辛コマセを詰めて、再度投入。

 

 

 

 

それで、2本目の竿には、アジビシ仕掛けを作って投・・・

 

 

 

 

 

 

またサビキ仕掛けに来ました。

 

 

 

 

 

今度はアジでした~。

 

(アジ釣りは忙しいので、写真なし。)

 

 

 

 

その後も激辛コマセに、またアジが来ました。

 

 

 

もうフグの気配がないので、その後はノーマルコマセでアジ釣りしました。

 

 

 

 

 

しかし、アジが釣れる時間は短く、その後はさっぱり。

 

 

アジの群れは去っていったようです。

 

 

釣れる時間が短いのう。

 

 

 

 

 

それにしても、アジ、激辛コマセでも釣れるというのは、オドロキ!

 

アジって、もしかして味覚オンチなのか?

 

 

 

一般的に人間でも動物でもそうですが、口に入れた後、辛い味覚を感じるのは少し時間がかかるので、アジは群れで仲間と競争して餌に群がってくるので、辛いと感じた時にはもうすでに遅く、仕掛けにかかった後なのかもしれません。

 

 

 

フグは針にかからないように、餌をよく見て巧妙についばんでくるので、ついばんでいる間に、「ゲゲッ、辛い!」と気がついて逃げていくのかもしれません。

 

 

 

 

まあ、アジがよく釣れるのは、ノーマルコマセのほうで、激辛コマセにすると、やや釣果が落ちるような気がします。

 

 

しかしフグを追い払ってくれるので、それが非常にありがたい。

 

 

 

 

 

 

というわけで、フグの気配を感じたら、激辛コマセでフグ撃退。

 

 

そのあとは、ゆっくりアジ釣りに興じればよし。

 

 

 

 

 

竿を2本出していても、激辛コマセは片方だけで充分でした。

 

両方とも、激辛コマセにするほどではない。

 

 

まあ、一時期に比べたら、今日はフグの魚影はさほど濃くなかったので、この程度で済んだのかもしれません。

 

 

 

 

しかしアジは渋く、しばらく何もなし。

 

 

 

 

あきらめずにノーマルコマセを撒いていると、12時ちょうどにまたアジの群れがきました。

 

 

今度はアジビシ仕掛けにアタリが集中。

 

 

これでやっとツヌケしたかな。

 

 

 

 

 

午後1時頃になって、予報通り南風が岸から吹いてきました。

 

 

 

 

南風、やだな。

 

岸から吹いてくる風は、わたくし、精神的に怖いので、とてもイヤ。

 

 

 

チキンなので、帰りまーす。

 

予報では南風、風速2m程度だからしばらく大丈夫だとは思うけど。

 

中アジ、10以上は釣れたと思うので、もういいや。

 

 

 

 

 

2時に上がりました。

 

まるまつ丸さん、どうもありがとうございました。

 

 

 

早上がりした人の話では、アジ、渋々であんまり釣れていない様子。

 

常連さんで早上がりした人の話では、フグだらけで全然ダメだったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<本日の釣果>

 

 

 

アジ14。

 

おまけのカサゴ×2。

 

 

 

 

 

アジ刺身、アジフライかな。

 

 

翌日の夜が楽しみでーす。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで激辛コマセ、フグよけには効果あると思います。

 

 

 

まだ私が大津で1回やっただけなので、もしかしたら全然効果ない日もあるのかもしれませんが、個人的には、内心、大成功だと思いました。

 

 

 

トウガラシ入り激辛コマセ、一度フグを追い払うと、その後はしばらくノーマルコマセで釣りをする、という使い方なので、そんなに大量には用意しなくてよいです。

(今回、かなり余った。)

 

フグの魚影が濃いときは、もっともっと必要になるのかもしれませんが・・・。

 

 

 

トウガラシは農産物なので、自然に還る(と思う)ので、自然環境に優しい安全な釣法です。

 

(そもそも食品だしね。)

 

 

化学薬品を撒くわけではないので、ええんじゃなかな。

 

 

 

 

 

エサ取り撃退釣法としては、例えば伊東の小サバの群れとかにも効果あるのかな~?

 

 

いろいろ試してみたいです。