先週末からついに4人暮らしが始まりました。

フラットメイトFくんのブラジルの奥さんが加わってこれでやっと夫婦が二組とも揃う形にニコニコ
ロンドンとブラジル間で遠距離ほぼ3年。とっても誠実に愛を育んでいて、ブラジルの結婚式準備もスカイプしながら乗り切りやっと一緒に住むことが叶った二人、Fくんの笑顔を見るとほんとに幸せそうでこっちもほっこりします。

人数が増えたことで初日はなかなかタイミングがつかめず、キッチンやお風呂がぶつかって、まだまだシェア初心者の私はやきもきすることもあったけど、土曜日の夜奥さんの歓迎会があってその後夫婦二組で帰宅する時、家族のような温かい雰囲気があってこんな生活もいいなと思ったり。

夫婦になることも、家をシェアすることも他人と生活を一緒にするということにはなんら変わりなくて、そして簡単ではないことも分かる。

迷惑をかけすぎてはいけないと気にしすぎてもうまくいかないし、好き勝手やっても相手の不満が溜まっていくもの。

そんな煩わしさがある共同生活だけれど、それでも人と共に一緒に生きていくことは楽しい。

そういえば、ふと私たちの挙式で神父さんがサルトルとボーヴォワールの話をしたことを思い出しました。挙式で緊張していて曖昧にしか覚えていないけれど、私たちが遠距離を長くしていて、これから二人で一緒にロンドンで暮らすというのをふまえて選んでくれた話なんじゃないかと。

話の中心は「共に生きるということ」。自由でいたいと思うサルトルも契約結婚という形を取りながらボーヴォワールと共に生きるということを決めたと。

何はともあれ、共に生きることを始めた2015年もあと残りわずかです。