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いよいよ、夏休みも最後の週に突入しました。と、いっても夏休みなど全く無縁だった私には、やっと8月が終わるという方が正しいかも知れません。

教育委員会にこらされてから4年間、夏休みはいつもこのペースです。すこし慣れてきましたが、今年は特に暑くて、かなりバテてしまいました。

7月らか始まった、スキルアップセミナーもいよいよ、残すところ2校になりました。その2校が今日からスタートしています。その内の1校に今日行ってきました。いま、最後の学校に明日訪問するために、列車で移動しています。明日の朝早く出ても間に合わなくはないのですが、もう一つ目的があり前泊を選択しました。

その目的は、現地の若い先生方との懇親会です。
何度も書いているように、教員の中には本当に『やる気』で頑張っている先生方がたくさんいます。特に、若い先生方は『やる気』と『元気』に満ち溢れています。

しかし・・・・

なかなか、その『やる気』が職場の中で育まないのが実情なのですね。ややもすると、潰されたり、やる気を削がれたりということもよくある話です。それだけ、一部の教員は腐っています。

そうなると、若いやる気は行き場を失い、ある者は流され、ある者は心を閉ざし、ある者は学校を去るような最悪なことも起こります。

私は、そういう『やる気』を失いたくないのですね。

だから、機会があれば、若い先生方と話す機会を持つようにしています。先生方の『想い』を聞き、同調し新しい方法を話すことで、若い先生方は目を輝かせながら『教育』を語ってくれます。それが、私にとっても新しい『気づき』になり『やる気』にもつながります。相乗効果ですね!

今日もそういう場面をセッティングしていただいています。
先生方の『想い』と『パワー』が、教育改革には絶対不可欠です。それを妨害するような教師は、絶対に許すことはできませんし、そういう力を結集して、学校や教育を変えていきたいと私は考えています。

教育委員会の『仕事』は、たわいもない議員の相手や、国の役人の相手ではありません。
現場の先生方と同じ目線で考え、子どもたちに何を提供できるのか。子どもたちが、みんな健やかに、元気に、楽しく学校にいけるのかを共に考えなければなりません。

指導主事は管理職への登竜門では決してありません。

現場と共にあっての教育委員会ではないでしょうか。今日の先生方との会話や、明日会える子どもたちにどんな想いを伝えることができるか、楽しみにしながら列車は南へ南へと向かっています。

夕暮れが早くなりましたね。夏ももうすぐ終わろとしています。