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最後の学校のスキルアップセミナーを終えて、帰途につきました。夏休みも押し詰まり、生徒たちは顔には出しませんがかなり焦っていると思います。

よく先生方は『子どもたちは全く危機感がない』とか『全くやる気がない』とかおっしゃいます。
でも、これからの自分の人生を考えた時に、焦らない子どもがいるでしょうか?
もし、そう見えるなら、それは『一生懸命になること』や『必死になること』を教えてやれなかった自分たちの力量を考えるべきではないでしょうか。



また、子どもたちのそういう心を理解できない、教師としての力なさを反省すべきではないでしょうか。



子どもたちにとってはかけがえのない、たった一度の人生です。どうでもいいはずがありません。ただ、子どもたちは知らないことや、一生懸命の素晴らしさを知らない子どももいます。
また、大人たちが勝手に作った『社会』の中で『どう自分を表現したらいいのか』『どう生きていけばいいのか』悩み苦しんでいることはたしかです。そういう子どもたちを責めるのではなく、キャリア教育を通して、子どもたちの未来を創る力を育まなければなりません。




昨夜も、集まってくださった先生方と熱い話ができました。学校や管理職に対する不満や不信感を、学校を変えていくパワーに変えていけるように、私たちが支援しなければなりません。
本当に先生方は果てしないパワーを持っています。ただ、そのパワーをマネージメントできる管理職が本当にいません。惜しい!




ところで、皆さんは旅行やホテルで眠ると、なんだか寝付けなかったり、疲れがとれなかったりしますか?
私も、かつて心を病んでいた頃は、ホテルに泊まったりする事が、かなり苦痛でした。今は、これだけ出張していると、全くそういうネガティブな部分は消え、むしろホテルライフを楽しめるようになりました。
安くてもとてもいいホテルもありますし、すごくクオリティが高いホテルもあります。
世界中を飛び回っている、ある方がおっしゃってましたが


『世界を旅できるのは、どけでも眠れる。何でも食べられる。そして、誰とでもすぐに友達になれることが条件です!』


まさに、その通りですね!
子どもたちにも、そういうタフなマインドを育成しなければなりませんね。



スキルアップの学校訪問も終わりました。私にとっては『夏の終わり』になります。来年、教育委員会にいないかもしれませんので、最後のセミナーになるかもしれません。
どこにいても、どういうポジションであっても、やらなけばならないのはただ一つです。



それを忘れてはなりません。