さて、前回 の続きだ。


ずいぶんと記事更新が遅れてしまった(汗)


さて、今回のテーマも、かなり長めの話になるので、「前篇」と「後篇」の2回に分けてご説明させていただく。


それでは、マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】を、早速ご覧いただこうと思う↓



■■■マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】の概要■■■


iPad for life

           ★ビューン:無料(30日間のみ。その後は450円/月額)

           ★写真アプリ:無料

           ★Evernote:無料(制限:40MB/月)


↑前回、ザックリとご紹介したが、「ビューン」×「写真」×「evernote」の3つのアプリの組み合わせだ。


このマルチコンビネーションアプリ【ver1.0】は、「ビジネス」での活用を主な目的としている。

具体的には、「情報収集力×情報整理力×情報活用力UP」が狙いだ。

それでは、電子雑誌「ビューン」の概要からお話しよう↓



■■■30誌以上を閲覧できる電子雑誌「ビューン」■■■


まず、電子雑誌「ビューン」の概要だ↓


iPad for life


今更お伝えする程でもないが、ポイントを簡単にご説明すると次のようになる↓


【電子雑誌「ビューン」のポイント】

①毎月450円の月額課金制
②30誌以上の雑誌・新聞等が閲覧可能
③すべての記事が掲載されているわけではない(メインテーマは概ね掲載)

参考までに、現在、ビューンで掲載されている雑誌一覧も紹介しておこう。

【ビューンで閲覧できる雑誌等(2010/09/15現在)】


iPad for life

※ App Storeより抜粋


↑赤線を引いた雑誌が、私が普段、情報収集している雑誌群だ。

なかでも「DIME(ダイム)」などは、iPadユーザーにも役立つ情報が満載なので、是非、オススメしたい。

とはいえ、これだけのボリュームの「電子雑誌」は、読みこなすだけでもそれなりに大変な労力である。

「流し読み」するだけならまだしも、インプットした情報をアウトプット(有効活用)するとなれば、相当な労力が必要だろう。

だが、”その労力”を驚くほど軽減してくれるアプリが、次にご紹介する「evernote」なのだ。


■■■「evernote」アプリ■■■

おそらく、熟練のiPadユーザーであれば、一度は耳にしたことがあるに違いない。

こちらが、ビジネスマン御用達の「evernote」だ↓

iPad for life

すでにご存じかもしれないが、このアプリの特徴も簡単にお伝えすると、次のとおりだ↓


【「evernote」のポイント】

①1か月に40MB(容量)まで無料で使用可能
②PC、携帯、iPadなど複数のデバイス(装置)からアクセス可能
③テキストや画像など様々なファイルが保存可能
④保存データの分類が容易
⑤連携できるアプリが多彩

他にも、メモ帳として使えたり、他人と共同作業ができたりと、いろいろと使い方があるが、本テーマでは割愛させていただく。

(むしろ使い方が多すぎて、どういう使い方をすればいいのかわからないのが、このアプリのネックだ・・・)

ちなみに、本テーマで特にお伝えしたいのは③~⑤だ。

事実、このアプリを使いこなせれば、「情報整理+情報活用」が驚くほど”楽”になる。

というわけで、これから「ビューン」+「写真」+「evernote」の3アプリを連携させた、実戦的な使い方についてご説明しようと思う。



■■■マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】の実戦的な使い方■■■

冒頭でお伝えしたとおり、マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】は、「ビジネス」での活用を主な目的としている。

具体的には、「情報収集力×情報整理力×情報活用力UP」が狙いであることをお伝えしたが、どのようなシチュエーション(状況)で使えるかは、以下のとおりだ。

【シチュエーション(状況)】
①企画書を作成するとき
②取引先と打合せするとき(事前準備)
③ブログ読者に説得力のある情報を提供したいとき

↑これは、私が実際に活用しているシーンだ。

ポイントは「客観性と信憑性に溢れた”使える”データ」をそのときどきの「目的に合わせて”即座”に検索できる」ことだ。


【「ビューン」は”使えるデータ”の宝庫】

だが、そもそも、

「”使える”データって何?」

↑このように感じた方もおられるだろう。

私が普段、「ビジネス」として活用している「”使える”データ」の定義は、次の3つである。

①イメージ
②実績
③比較

↑「①イメージ」に関して言えば、システムやスキームの「イメージ図」や「フローチャート図」、などがそれに当たる。

たとえば、雑誌「PRESIDENT(2010.8.30発刊)」には、電子書籍端末を選ぶ際のフローチャート図が掲載されている↓


iPad for life

↑このようなイメージ図は、雑誌編集部が念入りに磨き上げているため、「一覧性」に優れており、極めて洗練されている。

したがって、会社で企画書を作るときなどの「イメージ図」の参考データとして有効活用することができる。

(もちろん、自分自身が仕組みを理解するためにも使える)

さて、続いて「②実績」だ↓


iPad for life


↑こちらは「週刊ダイヤモンド(2010.9.4発刊)」に書かれていた記事だ。

特に「赤枠部分」にご注目いただきたい。

著作権の都合上、内容はお伝えできないが、”具体的な数字”が散りばめられているのがわかるかと思う。

このような「実績」を拝借することで、会社の企画書やプレゼンの参考データとしても使えるし、ブログ読者に対しても、「説得力」のある記事を書くことができる。


最後に「③比較」だ。

「DIAM(2010.6.1発刊)」に書かれていた、iPhoneとAndroidとの比較記事だ↓


iPad for life


「比較は知恵の始まり。」であると、GMOインターネット(東証一部上場)の熊谷社長が述べていたが、この言葉は”真実”だと思う。

「専門家」とは、他の人よりも、その分野において「細かい区別(比較)」をつけることができる人のことを言うそうだ。

つまり、あらゆる比較データを保存しておけば、必要なときにデータを検索し、いつでも「専門家」になることができる。

「専門家」の周りには、社内外を問わず、自ずと人が集まるので、仕事が大いにやりやすくなるだろう。


【「ビューン」から取得した情報だけでは”価値が低い”】

・・・ただし、「ビューン」から取得した各種情報は、ただ引用するだけでは価値は低い。

なぜなら、そうした情報は、顧客や上司、ブログ読者がすでに情報を取得している可能性があるからだ。

重要なポイントは、「ビューン」から得られた様々な情報を”ミックス”したり、引き合いに出して”持論”を付け加えたりして、「オリジナル性(独自性)」を高めることに意味があるので、念のため申し添えておきたい。


■■■【前篇】の終わりに■■■

さて、「前篇」はキリがいいので、ここまでにしようと思う。

具体的な作業フローについては、このあとに続く「後篇」でジックリとお伝えする。

また、「後篇」の記事はすでに完成しているので、すぐにでもアップする予定だ。