【前篇】 の続きだ。


【後篇】の記事は、自分で言うのもなんだか、かなり念入りに記事を書かせていただいた。

だから、伝えたいポイントが山のようにある。


そこで、今回は「本当の本当に重要な部分だけを赤字」とさせていただいている。


逆に言えば、「赤字部分」を軽く読み飛ばしてしまうと、おそらく望んだ結果が得られにくくなると思う。


なので、【後篇】の記事は、極力「赤字部分」のパートは、慎重に読んでいただくように、できればお願いしたいm(_)m



■■■マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】の作業フロー■■■

さて、早速だが実際のマルチコンビネーションアプリ【ver1.0】の作業フローをお見せしよう。

まず、「ビューン」+「写真」アプリまでの作業フローだ。


【「ビューン」+「写真」アプリの作業フロー】

①「ビューン」を立ち上げる↓

iPad for life


②読みたい雑誌を選択する↓

iPad for life


③タップすると、メニューが現れるため、真ん中下の「目次」をタップする↓

iPad for life


④記事の一覧が現れるので、気になる「見出し」をタップする↓

iPad for life


⑤保存しておきたい記事の「スクリーンショット」を撮る(iPadのホームボタン+電源ボタンを押す)↓

iPad for life


⑥「写真」アプリに保存されていることを確認する↓

iPad for life


iPad for life



↑さて、ここまでが、「ビューン」+「写真」アプリまでのフローだ。

ちなみに、ポイントは③の「目次」を使って、気になる「見出し」を素早く選ぶことだ。

気になる「見出し」を素早く選ぶことができれば、読みたい記事の検索スピードが著しく高まるので、これは是非活用していただきたい。

情報収集力UPのためには、検索スピードを高めるスキルは必須だ。

だが、必ずしも”見出し”と”記事内容”がマッチングしているとは限らないので、雑誌のテーマ全体が気になる場合は、「目次」検索には頼らずに、すべての記事に目を通してほしい。


また、⑤でお伝えした「スクリーンショット」を行うときは、できればiPadを「縦向き」にして、1ページずつ撮影すると、あとから見直すときに読みやすいのでオススメだ。


では、続いて、「evernote」の作業フローだ。


【「evernote」アプリの作業フロー】

①「evernote」を立ち上げる↓

iPad for life


②左下の「新規ノート」のボタンをタップする↓

iPad for life


③右上の「写真」マークのボタンをタップする↓

iPad for life


④写真アルバム欄にある「保存された写真」をタップする↓


iPad for life



⑤先程スクリーンショットで撮影した「記事」を選択する↓

iPad for life


⑥「イメージクリップ」が添付されたら、右上の「保存」ボタンをタップする(ページ数が複数に及ぶ場合は⑤の作業を繰り返す)↓

iPad for life


⑦ホーム画面にスクリーンショットで撮影した記事が保存される↓

iPad for life



↑ここまでが「ビューン」の取得した記事を「evernote」に保存する方法だ。

だが、重要なプロセスは、実はここからだ。

雑誌記事を「目的に合わせて”即座”に検索できる状態」にすることで、はじめて「evernote」に保存する”意味”がでてくる。

そのためには、「ノートブック」と「タグ」と呼ばれる機能を最大限有効活用する必要がある。

その方法をこれからご紹介しよう。

先程ご紹介した、【「evernote」アプリの作業フロー】の⑥を振り返っていただこうと思う↓

⑧先程の⑥の場面で、「題名」に任意のタイトルを記入する(わかりやす事例をお伝えするため、申し訳ないが、下の画像は添付ファイルを差し替えさせていただいている)↓

iPad for life



※ 題名の付け方は、最初が肝心だ。なぜなら、複数の記事を大量に作成した後、あとからすべてを直そうとすると、とてつもなく大変だからだ。

ちなみに、題名は必ずしも雑誌記事のタイトルである必要はない。理由としては、雑誌記事のタイトルが「自分の馴染みのない言葉」や「文字数の多い文言」だと、あとで検索しようとしたときに、キーワードが思い出せなくて苦労するからだ。

だから、自分が最もイメージしやすく、インパクトがあり、文字数も短めの題名を記入しよう。

(ここでは「孫正義(25文字)@ノウハウ」としている⇒このテーマでは、孫さんが、たったの「25文字」でソフトバンクの全戦略をイメージしているからだ!これはインパクトがあった)

また、もう一つ補足すると、題名の付け方はできるだけ統一感を持たせておくと、後からでも見やすい。

私の場合は「●●(▲▲)@■■)←このようなタイトルの付け方で統一している。

(■■は共通するキーワードにしている場合が多い。⇒今回の事例では「ノウハウ」がこれに相当する)



⑨ノートブック欄には、あらかじめPCの「evernote」で設定したカテゴリを選択する(ここでは「自己啓発」を選択)↓

iPad for life



※ ノートブック欄の使い方も非常に重要だ。ノートブックはアメブロで言う「ブログテーマ一覧」に相当するだろう。

使い方としては、一括り(ひとくくり)にできるカテゴリ名を付けるといい。

例えば、「iPad」や「電子書籍」、「ルータ」といったカテゴリ名にすると、あとからそのカテゴリに関する情報が検索しやすくなる。

もちろん、人によっては「iPad」ではなく、「タブレット型端末」というカテゴリにするのもアリだ。

だが、↑これは自分自身の頭の中とよく相談した上で、最もシックリくるカテゴリ名を選ぼう。

通常、自分の関心事が低いテーマであるほど「大雑把な括り」になると思う。逆に、関心事が高いテーマであるほど「細かい括り」になるはずだ。

※ ちなみに、iPadの「evernote」では、「ノートブック」の新規作成ができない。あらかじめPCに「evernote」をインストール して、PC上で「ノートブック」を作成しておく必要がある(PCの設定については、公式サイト を参考にしていただければと思う。)


⑩タグ欄についても、あらかじめPCの「evernote」で設定したカテゴリを選択する(ここでは「ノウハウ」を選択)↓

iPad for life



※ 最後にタグ欄の使い方だ。タグ欄は、ノートブック欄と違い「複数」のタグを設置できる所がポイントだ。

たとえば、今回の事例でいえば、「ノウハウ」というタグを1つだけ付けた。

だが、例えば、別のタグとして「イメージ図」や「実績」、「比較」といったタグを新設すれば、同時に設定することが可能だ。

すると、あとになってから「ノウハウ」という切り口で検索しようが、「イメージ図」という切り口で検索しようが、「実績」、「比較」という切り口で検索しようが、いずれのタグで検索したときにも、この記事が検索結果に必ず引っかかってくれるようになる。

では、そうするといったいどうなるのか?

先程ご説明した、シチュエーション(状況)に応じて、うまく使うこなすことができるようになる。

たとえば、企画書を作成するときに「イメージ図」で参考になる記事に「イメージ図」タグを設定しておけば、あとから検索したときに引っかかってくれる。

(また、その同じ記事が「実績」についても参考になるようであれば、「実績」タグを設定しておくことで、その検索結果にも反映されるようになる。)



⑪保存ボタンをタップする↓

iPad for life


⑫ホーム画面の「自己啓発」ノートブック欄に、タイトル(孫正義(25文字)@ノウハウ)とタグ(ノウハウ)の付いた記事が保存されている↓

iPad for life


↑このようにすることで、「目的に合わせて”即座”に検索できる状態」にすることが可能となる。

では実際に、これまで保存した記事のなかから、気になる記事をiPadで検索してみようと思う。



【事例1:ブログ記事を書くときに、ネタに困っていた場合】

たとえば、「iPad」というテーマで、ブログ記事を書こうとしたときに、「ネタ」に困っていたとする。

このような場合、次のような使い方(検索)ができる。


①「evernote」の「ノートブック」メニューを選択し、「iPad」というノートブックをタップする↓

iPad for life


②すると、左側に「iPad」のノートブック内にある、記事の一覧が表示される↓

iPad for life


③記事一覧の中から、「タイトル」を見て、自分が今、一番気になるテーマを選択する↓

iPad for life



④左上の「⇔」ボタンをタップすると全画面に記事が表示される↓

iPad for life



↑このあと、この記事を読んで、自分なりに実践してみた結果をブログ記事にするという方法もあるし、疑問に思ったことを引き合いに出して、持論を展開してみたりする方法もある。



【事例2:会社で企画書を作成するときに、「フローチャート図」のイメージを参考にしたい場合】


会社で企画書を作成するときに、「フローチャート図」を作らなければならなかったとしよう。

そんなときに、普段からアウトプット(表現)を意識しながら情報収集しておけば、これまで何気なく読んでいた記事も違ったように見えてくるに違いない。

たとえば、「フローチャート図」というタグをあらかじめPCの「evernote」から設定しておき、雑誌のなかで参考になりそうな「フローチャート図」があれば、その都度、「フローチャート図」タグを設定して、「evernote」に保存しておく。

すると、次のような使い方ができる↓

①「evernote」の「タグ」メニューを選択し、「フローチャート図」というタグをタップする↓

iPad for life


②すると、左側に「フローチャート図」のタグ内にある、記事の一覧(この事例では1記事のみ)が表示される↓

iPad for life


③記事一覧にある記事を手当たり次第タップし、左上の「⇔」ボタンをタップして全画面に記事を表示させる↓

iPad for life

↑このあと、自分が見つけた最適な「フローチャート図」をマネしながら、企画書の作成にとりかかることができる。

このような方法を「フローチャート図」に限らず、「文章の書き方」や「イメージ図」など、いろいろと応用すれば、知識・経験ゼロの素人でも、そこそこマシな企画書を作ることができるだろう。

(もちろん、慣れるまでには多少の時間はかかるとは思うが)

これを続ければ、そのうち上司や同僚からも評価されるに違いない(iPad をビジネスとして使いこなしていることもアピールすれば、一石二鳥だ(笑))。



■■■終わりに■■■


さて、以上が「マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】」だ。

「前篇」と「後篇」の2回に渡ってお伝えしてきたが、少しはご参考なっただろうか?

最後に、この方法を実際に試してみようと思っている方(または迷っている方)に、補足してお伝えしたいことがあるので、以下をご覧いただきたい↓


【補足説明】

「ビューン」は毎月450円課金されるが、↑上記のようなアウトプットのやり方さえイメージできれば、ハッキリ言って安い(もはや、雑誌を切り抜いて、スクラップにする時代は終わった・・・)。また、副業でアフィリエイトなどをされている方は、女性誌などもたくさん読めるので多いに参考になるはずだ(いわゆる月に何百万円と稼いでいるトップアフィリエイターと呼ばれる人たちは、男性であっても、女性誌をよく読んでいる)。

②「ビューン」は毎日見ることが目的ではない。月額費用を払っているからと言って、「使わなくちゃ」というプレッシャーを感じる必要はまったくない。1~2週間に一度、時間のあるときに、自分の好きな雑誌から情報収集する程度でいい。バックナンバーも見れるのだから尚更だ。「義務的」にやると何事も面白くなくなるので、できれば「楽しみ」ながら気長に続けてみよう。

「evernote」をはじめて使う方であれば、はじめの1か月は、私がお伝えした方法以外のやり方は、トライしないことをオススメしたい。雑誌や書籍で「evernote」の使い方を読んでしまうと、情報量が多すぎて、何一つ手につかなくなるだろう。←私自身が実体験した結果だ・・・

繰り返しになるが、「evernote」の「題名」と「ノートブック」、「タグ」の付け方、設定のやり方は非常に重要だ。「マルチコンビネーションアプリ【ver1.0】」の要(かなめ)だと言ってもいい。はじめのうちは、少ない記事数でトライして、少し慣れてから一気に情報収集のボリュームを増やしていこう。

今回、お伝えしたやり方を本当に実行すれば、確実にビジネスマン(または1ブロガー)として一定の評価が得られるようになるだろう。会社の上司や同僚、取引先の担当者など、あらゆる人達と話をしていて感じたことだが、「iPad」を持っているだけでも、今は一目置かれる場合が多い。そこで更に「ビジネス」としてiPadを使いこなしていることをアピールできれば・・・あとは想像にお任せしたい(笑)


以上、最後までご購読してくれた方、本当に有り難う。

また近いうちに、「マルチコンビネーションアプリ」をバージョンアップさせて、有益な情報をお届けできればと思う。