いとやんに聞いて?
みたいになってww
まあ、聞いて頂ければ全然答えますが、来れない方もいると思いますのでやはりブログにてお答えしようかと
いよいよ4月1日から消費税率が5%⇒8%に上がり、様々な値上げがおきています
パチンコ店の玉貸し料金
1個4円の玉貸し料金
内税(3.81円 消費税5%分0.19円)でした。
ほとんどは現行のまま内税になるのですが、中身が変わります。
(3.70円 消費税率8%分0.30円)
この0.30円分がいわゆる「預かり消費税」と呼ばれているものです。
パチンコ店はこの預かり消費税から支払消費税を引いた分が申告納税額となるのです。
つまり、全てでは無いのですがパチンコ店が負担していた分が今回の消費税率UPにより更なる負担増となるのです
もっと言えば、来年には恐らく10%に上がるのも間違い無いと言われているし、その先でいえば15%とか23%まで上がるとも言われています。
そうなると現行のままでUPした消費税分をいつまでもホールが負担したまま経営を続けていくのは不可能なのは明白ですよね
さて、今回のマルハンさんの例をあげてみます。
マルハン歌舞伎町店では3月31日に店休日を設け大幅な消費税UP対応を行い、4月1日より
遊戯料金を4円パチンコの「新パチンコ」で116玉500円(税込)、20円スロットの「新スロット」で47枚1000円(税込)としました。なお、低貸部門での変更は行っていません。
マルハン大宮駅前店でも3月31日に店休し、4月1日より
貸単価を「4.32円パチンコ」
つまり、1個4.32円
「ライトパチンコ」を1個1.08円
「21.6円スロット」は1枚21.6円
「ライトスロット」は1枚5.4円へんこうしまに変更しました。
この2店舗の違いは設備の違いこそあるものの、しっかり外税にしてお客様が徴収するスタイルに変わりはありません。
これによりどんなデメリットが生じるのか
2店舗とも外税に対応できる設備が有ったのでそこでのコストは掛っていませんが、通常対応出来るユニットやサンドが有るホールは1割と言われています(間違っていたらごめんなさい)
そうなると多くのホールが初期のイニシャルコストが掛ってしまいます
(ノズル付きの玉切りサンドで台数にもよりますが工賃込みで1台あたり12万~15万くらいかな?)
他には、スロットを打っている場合 1,000円サンドに入れて47枚出てくる事により、単純に1G分の千円ベースが下がります。これへの抵抗感がどこまであるのか??
今後しばらくは内税・外税・交換率ダウンなどが混在していくので比較したときのデメリットがあるかな?
よーく考えてみましょう
今の20円スロットユーザーって、主にヘビーユーザーで支えられていますよね
その方たちが、21.6円貸しになって21.6円交換になる事に抵抗するだろうか?
むしろ歓迎する方の方が多いように感じますww
地方とか都内の組合単位では交換率を下げる事で対応している方が多いのですが・・・
ユーザーから言わせれば
「交換率が下がったのに中身は前と同じじゃない」となるでしょう。
既にギリギリで営業しているホールはなおさらですが、消費税UP分を粗利率を上げて取るにも限界があるから交換率を下げるのですから当然の話です。
でも、それってユーザーは納得しますか?
スロットで言えば、設定1以下の調整が出来ないので粗利率には限界があります。
つまり限界調整で既に営業しているホールでは交換率を下げる事で経営を維持していく考えです。
これだとお客様はますます離れていくでしょうね
機械台購入費の削減、その他販売管理費で詰められる余裕のあるホールでは先ずはそこから今回の増税分を補うのですが、そこにも限界はあるのです。
ならば、消費税はキッチリ頂いた方が良くないですか?
今まで負担していた5%分も含めて8%キッチリ頂くのです。
まあ、単純な話ではないのですが、今まで負担していた5%分(全部じゃなくてもいいからww)を出玉で還元しても今回の3%UP分は出ますよね?
玉貸料金が上がり、交換率も上がる
しかも前より勝てる機会が増える営業になる
これならユーザーも納得しませんか?
最初に言ったように、来年には10%に上がるのもほぼ見えています。
それを踏まえ、どうせいずれは対策しないといけないのです。
ならば少しでも早く外税で対応した方が良いと思うのは僕だけでしょうか?
設備導入コストは安くありません。
カード減算方式のシステムがユーザーとしては分かりやすですがこれにもコストが掛ります。
現行の交換率がどうなのか?
客層、稼動状況、近隣店舗の対応方法にもよると思いますのでしばらくは様子見なのでしょうが・・・
ただ、対応しない期間が伸びれば伸びるほどホール負担が増え、後々「借金してでも早く対応しておけば良かったよ」とならない事を願います。