感情は人それぞれなのだと教えてくれた人 | 【いつも笑顔で-エンジュ】"脱エゴ!塾"エゴを捨れば幸せは近づいてくる"-神々と共に生きていくと言うこと-

【いつも笑顔で-エンジュ】"脱エゴ!塾"エゴを捨れば幸せは近づいてくる"-神々と共に生きていくと言うこと-

人の喜びを自分の喜びに変換できるのが天界生まれの魂
を持ったあなたを
真のライトワーカーとして
神々と生きる術を身につけるために導きます





まずはご冥福をお祈りいたします



あまり著名人が亡くなられてそれを

記事にすると言うことはしないのですが

なぜが書きたくなってしまって…




彼女の演奏を初めて聴いた時は

なんてオリジナリティに溢れた演奏

(正直な心の声→めちゃくちゃアセアセ)だと思った



譜面通りに弾くのが

上手いってその頃は思ってたから



ショパンコンクールでは

どんなに感動的で抒情豊かに弾いても

譜面通りでなければショパンの作曲を冒涜していると言う判断をされる

『ピアノの森から引用』



当時の私もそう思っていた




でも、自分も歳を重ねて

いろんな痛みや喜びを知って


彼女のピアノを再び聴いた時に

なんて素晴らしいんだと

自然と涙が溢れてしまった



コンクールではない

リサイタルは自分を表現する場


嬉しいと言う感情も人それぞれ

悲しい感情もそう

漢字だけでも

悲しいと哀しいがあるのと同じで


許すに赦す


楽しいに愉しい


一つ一つの曲には

作曲家の意図する感情はあるけど


それは演者の人生の経験値によって

大きく変わるのだと言うことを

教えてもらったのが

フジ子・ヘミングさんでした


彼女が「魂の…」と言われるのは

そう言うところからなのだと思います




愛の夢

好きな曲です


彼女の弾く愛の夢は

人生における愛のカタチの変化を感じます


最初は少し早くそして強く

若い頃の愛ってなんかそんな感じ


そして、最後にもう一度最初と同じフレーズが

奏でられるのですが、最初と違い

少しスローダウンしていて、

穏やかで優しさに溢れたものへと

変化しています



波瀾万丈な92年の彼女の人生そのものが

表現されているんでしょうね



アマプラで彼女のインタビューを去年だったかな?見たのですが、90超えていたと思いますが

ユーモアのある返しと魅力に溢れたお話


あのお年でラ・カンパネラ弾くんですからね

スゴイ


疲れるとは仰ってましたがww



去年から著名な音楽家の方々が

亡くなられていますが

天国はまた華やかになりそうですね



安らかに眠られますように