仕事柄いろいろな車をを運転する機会があります。
基本マニュアル派の私ですが、
世間はオートマ車で溢れかえってますな。。。
最近は、スポーツモデルもツーペダルのマニュアルが増えました。
(AT限定免許でも乗れます。)
各社いろいろな呼称で様々なシステムを発売してますな。
アルファロメオ:セレスピード
BMW:SMG
AUDI&フォルクスワーゲン:DSG
フェラーリ:F1
ランボルギーニ:e-ギア
マセラティー:カンビオコルサ
マニュアルと違ってどれも気軽に乗れますが、
案外コツが必要です。
普通のATと同じ感覚で運転するととてもギクシャクした動きになります。。。。
そのコツとは?
通常ATだと、アクセル操作は一定ですね。
加速するときは踏み込んで、
ゆったり街乗りする時は軽く踏む。
セミATでこれをやるとギヤチェンジの度に、
ギクシャクしたり、クラッチの消耗が激しくなります。
一般的に
フェラーリやマセラティなどの大排気量&高トルク車だと、
クラッチの寿命は1.5~2万キロくらいだそうです。
へたな人が乗ると、その寿命は5000kmなんてケースもあります。
具体的に寿命を延ばすには、
方法が3つあります。
1.必ず暖気を行う
エンジン始動時は、アイドルUPしている為、
暖気無しで発進すると1500~2000回転で半クラッチを使う羽目になります。
2.車庫入れ時にバックする際は、一発で華麗に決める。
バックギヤに入れた段階で、
常時半クラッチ状態になります。
何度も切り返してバックしただけで、ガレージはクラッチ板の焼けた匂いが立ち込めるでしょう。。。
3.ギヤチェンジの際はアクセルを抜きましょう。
構造上クラッチペダルの無いマニュアル車であるということをしっかり理解してください。
マニュアル車でシフトUPする際は、クラッチを切ると同時にアクセルを少し抜く。
ギヤを入れたにあわせてアクセルを踏み込みますよね?
基本的に、これと同じ操作をしてみてください。
現在販売されているセミATは基本的にシフトUP時の半クラッチが非常に長いです。
特に、アルファのセレスピードはひどいです。。。
車がいまクラッチを切った♪
車がいま半クラッチを使っている。
いま次のギヤに入った♪
上記の作業を感じてあげて下さい。
車が行っている作業にあわせて、乗り手もアクセルワークをする。
そうすることによって、驚くほどスムーズなショックレスの加速が可能です。
きっと、クラッチの寿命も長持ちしてくれるのではないでしょうか?
クラッチを1.3.5速用と2.4.6速用の2つ持つDSGは、
人間よりも早いシフトチェンジ可能だそうです。
初期のセレスピードやSMGで『やっぱセミATはだめだな、、、、』と感じた人でも、
納得いくレベルに仕上がっています。
今度、三菱がランサーエボリューションⅩにDSGに近いシステムを搭載するそうですね♪
ちょっと楽しみです。