セントロニックブレーキシステム(通称SBC)、こいつは先進のブレーキシステムだったはず。



通常、車のブレーキはブレーキペダルを踏むとマスターシリンダーを介して、

4輪のブレーキキャリパーを作動させてお車を停止させる。

(ブレーキペダルとマスターシリンダーは機械的に繋がっています。)



セントロニックは、ブレーキペダルはただの棒で、ペダルの踏み加減をコンピューターが感知して、

電気的にブレーキングを調整します。



非常に画期的なシステムなのですが、

いかんせん市販するのが早すぎた、、、、



現行型のEクラスやSLに装着されたが、

平成16~17年くらいヤナセ始まって以来の大リコールが発生。


そいつがこのセントロニックだった・・・



走行中にブレーキペダルを踏んでも制動力を発生せず。

追突事故を起こしたもしくは起こしそうになった車両もあったとか、、、



マイナーチェンジを受けたEクラスの後期型では、セントロニックという機構自体が廃止。



セントロニック搭載の前期型の中古車相場はガタ落ち、、、、


そもそも現行型のEクラスは初期不良かと思われる故障も非常に多く。

『メルセデスケア(新車3年保証)が切れたらいったいどうなるんだ??』的なペースで壊れたらしい。。。



ヤナセの営業マンで、こんなコトを言っていた人がいた。

『Eクラスのケアが切れる前にヤナセを辞めたい。。。』

そんな彼は、いまも働いてるから大丈夫なのかな?



後期型で、Eクラスは7速ATになって評判が良いと思いきや、、、

走行距離が伸びてくると、耐久性の問題なのか不具合が発生するようです。


見た目はカッコイイんだけどなぁ Eクラス♪


品質的にちょっと問題がありそうだ。






脱線した!!!



そもそも セントロニックはなぜ作られたのか???



行き着く最終目標は 『自動運転』だそうな。


ボッシュが威信をかけて取り組んだのもわかる気がする。



そしてもう一つ、セントロニックを市販したい理由があるそうな!



第三次世界大戦が起きたとき、、、、

ドイツ本国の自動車を大統領の指示一つで、ストップさせたいんだとか。。。


これを『交通管制』と呼ぶそうです。