一年前から悩みに悩み、散々色々考えてヒカル氏の就学先をようやく決定しました。



発達障害のお子さんを持つ方のブログを参考にしたりして、

これは何が何でも普通級に入れるべきだな...

と納得してみたり、


やっぱり支援級の方が安心だよね。


と思ったり、気持ちが二転三転。


小学校、中学校、高校、就職、将来の事まで調べ、

どちらの道がヒカル氏にとって良いのか、
将来の事まで考えると
まったく分からなくなってしまいました。


まさかまだ5歳で人生のおおよその道が決定するとは....


責任の重さに押しつぶされそうでした。






秋に行われた就学相談委員会では
ヒカル氏に特別支援学級の判定が出ました。


(専門の職員が幼稚園、療育への行動観察、聞き取り、家での様子、面談、知能テストなど、全てデータを集めて、市の教職員たちで審議が行われます。

市の委員会では1人1人時間かけて審議してくださるそうで、かなり信頼できるようではありますが...)

しかしその判定通りに就学する必要はなく、最終的に親が決定します。



集団行動、問題なし。

他害、自傷、多動、なし。

仲のいいお友達とは少々の会話を交えながら遊べる。

クラスのお友達とも、誘われれば鬼ごっこをしたり、一応馴染めている。


外では一見普通そうに見えるヒカル氏を支援級に入れる必要はあるのか?!


と、かなーーーり迷いました。


色々な人と面談もしました。


普通級でないと経験出来ない事はたくさんあるだろうし、ヒカル氏の場合はいずれ一般社会に出る事になるわけで、

ここは無理してでも普通級....。


いや、最初はついていけても、2.3年生でつまづくだろう。

途中から支援級に移ることは出来るが、落ちこぼれた事でメンタルがやられているだろう。

先生はメンタルのケアから入らないとならず、
勉強もまた最初からやり直し。

ヒカル氏の場合、同じ学校内に支援級があるため、途中から支援級に移るとなると、
なかなかの屈辱...。

元のクラスの子達にからかわれるかもしれない。

そももそも
コミュニケーション的に小学生定型児の会話についていけるだろうか...?

もしかしたら友達すらできてないかもしれない...。


そんな私なりの、
普通級に無理していれる事の
デメリットの方がどう考えても多くなってしまい、
不登校だとか自己肯定感が落ちるとか、
二次障害の心配もあり、

市で審議された結果の通り、支援級が妥当だとは薄々わかっていました。


でもヒカル氏が支援級....か...


ヒカル氏の障害を受け入れられてても、

支援級の道、という我が子の将来をなかなか受け入れられない自分がいて、ずっと心の中で葛藤がありました。




支援級の先生方の説明では、
入るのなら最初から入った方がいいと、
要するに上記のような事例もあるとのこと。

(注:子供の性格にもよります!!)


それでも一度支援級に入ったら、普通級に上がることは、事実上不可能に近いわけで、

まずは普通級で行けるところまでやってみたらいいじゃないか、と夫ヤギジュンと意見が一致。


まぁダメなら支援級に移ります。
まずは普通級が無理かどうかは
やってみないとわからないので!

と就学相談の担当者に言い切りました。




ですが、どこかで先ほどの、途中から支援級に移る事のデメリットが気になっており、
その結論には自信はありませんでした。




秋から冬になり、夏場落ち着いていたヒカル氏の家での様子もまた元の様にストレスなのか荒れだして、
育てにくさ全開。

こんなやつ普通級に入れるわけねーよ!!

と、苛立ちが募り、

やっぱりコイツは普通じゃねぇww


と気付きまして、
本気で支援級の方向に気持ちが向いてきました。


ママ友や、担任の先生は支援級の選択に少々びっくりしていましたが、

家での様子を見ていると、やっぱり厳しいと思いました。


外で無理してるのか、ちゃんとやってるからこそのストレスが家で爆発...といった感じでしょうか。


その後、園の音楽の授業参観に行きましたが、
年長にもなると、ヒカル氏と周りの成長の差が開いてきてる事に気付きましてね...。


親だからわかる、
コイツ全然わかってないな、自信ないな、不安だろうな、
というのをひしひしと感じました。


ピアニカの授業はいつのまにか全然ついていけなくなっており、バレないように、楽譜の影に隠れてなんとかやり過ごしてる姿を見て、胸が痛くなりました。


毎回こんななのか?!

と。

いつからこんな感じになってたのか?

と、ショックを受けました。

もちろん全然わかってない子はほかにもいましたが、めちゃくちゃに吹いて間違ってても全然楽しそう。


一方ヒカル氏は、出来ない事をとても気にするタイプ。


とりあえず楽しく笑ってられる子ではないのです。


手先も人一倍不器用。

苦手とする科目だと、自信がなくこんな様子でやり過ごしてると思うと、本当に悲しくなってしまいました。


もちろん毎日幼稚園は楽しく通っています。

仲のいいお友達もいるし、
昔みたいにグズって行きたくないなんて言う事もなし。



でも苦手科目はこんな様子だとは、そりゃストレスたまるよな...。


子供なんてみんな下手くそでいいんだから、
テキトーに楽しめばいいのに...

どうやら完璧主義らしいw


我が子はついていけてる、と思っていた私でしたが、
自閉症のヒカル氏にはハードルが高かったんだな、相当頑張ってきたんだな、と改めて気付かされました。


ヒカル氏の通う幼稚園は教育の部分でしっかりしているので、

定型児たちと頑張ってやってきた事は決して無駄ではなく、自閉症のヒカル氏なりにスキルとして身についてきたはず。


ここで社会的な部分も含め、きちんとした教育を受けたベースがあるので、

普通級でもきっと大丈夫....


ではなく〜


逆に!



不安な思いばかりで劣等感を感じるのではなく、自分自身に自信を持ってもらいたいという思いと、
本人が楽しく小学校生活を送れる事を願い、

少しハードルを下げまして〜




特別支援学級への進学を決定いたしました!(o^^o)




ようやく決意ができて、ひとまずホッとしております。



まずはここまでの道のりについて
記録しました。


ヒカル氏の知能検査、性格、こだわり、気難しさも、もちろん支援級に決めた決定打でもあります。

そしてヒカル氏の希望も支援級でありました。

次は我が子のデータを投稿する予定でおります。

ヒカル氏が支援級を希望した部分も書きたいと思います。


ご興味ある方がいましたら、次回もよろしくお願いします(^^)


長くなりましたが、
お読みいただきありがとうございました☆