コンバンワ。雪ですねぇ。

前回の続きです。

のちにアメンバー記事にするかもしれません。

アメンバー記事と公開記事の違いは、
以前はそれなりに線引きしていましたが、だんだん曖昧になってきて今や、

私の気まぐれですww
(お分かりのとおり、基本オープンですw)


ヒカル氏(年長)の記録を
先日の作品展で見たヒカル氏の作品と共に記録します。




★田中ビネー IQ.94

★ウィスクフォー  全検査IQ.90 

内訳:

言語理解 69
知覚推理 85
ワーキングメモリー 112
処理速度 113

ご覧の通り、グラフ化するとまさに凸凹。



特に言語理解が69と
とんでもなく低いヒカル氏。
(同年代の平均値は100です)

言語理解の中を詳しく見てみると、さらにそこから4つの項目にわかれた数値も出ています。


類似 6
単語 5
理解 4
知識 ー


言語理解の中の理解が4...?!

えー、こちらの平均値は10です。
(0〜20までの枠だったかと思います。真ん中が平均ってことです。)


言語理解....
そもそものコレ、一番大事な部分じゃね?ってやつがびっくりの数値でびっくりしましたww


ヒカル氏はワーキングメモリーや処理速度が平均値より高くても、
残りの2項目がとんでもなく低く、

これでは全検査IQ90と出ていても、
実際のところ、90相当の能力は無いようです。


90という数値は4項目を足して4で割っただけの平均の値だそうで、

まず言語理解ができて無いということは、
得意のワーキングメモリーや、処理速度の能力を発揮するところまでたどり着かないという事で...( ̄▽ ̄;)


そして知識というジャンルでは、問題の意味が理解できず、解けなかった、という事で数値出ず..。


まぁ初めて会う試験員と二人っきりで
いきなりテストをやる状況じゃぁ、
緊張して本来持ってる力を発揮出来なかったかも知れませんね。

と苦笑いしたら、

これだけマンツーマンで説明してるのに
理解出来ないようでは、
普通級で35人対先生1人の授業を理解できると思いますか?


と相談員に言われ、

た...たしかに...。


と言うしかありませんでした( ̄▽ ̄;)

おっしゃる通りです。




小児神経科の先生にはこのウィスクの結果を見て、
こりゃー勉強相当苦労するよ...と言われました。



普通級に入れるならねぇ、お母さんどんな配慮が必要だと思う?

...教卓の一番目の前!!
いい?絶対に!!

と言われましたw


た...たしかに...。

と思いました(^◇^;)


そしてヒカル氏の様子も見た上で、

あえて病名をつけるなら...

受け身型自閉症とLD(学習障害)だね!


そ...そうかも.....。


まだ義務教育も始まってないのに、学習障害って先に言われちゃあねぇ...。

まぁそのつもりで挑みます。



それでもこの時の私の考えは、

クラスで勉強が一番ビリでも構わないから、
普通級でギリギリついていけたらいいなぁ...

親の勝手な希望がありました。



(生活発表会の絵)



それから幼稚園と、隔週で1回通っている療育機関で、
小学校に提出する就学支援シートというものを書いてもらいました。 

親が記入するページもあり、我が子の事をびっしり記入しました。


どういう特性があるかを小学校の担任に把握してもらう為のものです。


2週間に1回、たった1時間半しか通っていない療育機関なのに、
担任の先生が書いたヒカル氏の特性などが的確すぎて妙に感心w

大まかに一部分を記録がてら書きます。


⚪︎集団の中では落ち着いて参加できる。

⚪︎自分から積極的に友達に関わる様子はなく、初対面や慣れない相手には緊張を見せる。

⚪︎職員に声をかけられたり質問されれば
それに答える程度である。


⚪︎6人の小集団の中でも緊張がみられ、自ら発言することはない。

⚪︎指名されれば小さな声で発言することができるが、理由や説明になるとうまく伝えられないところがある。

⚪︎小集団ではいつも静かに黙々と取り組み、周りの様子を静観している様子が見受けられる。


⚪︎わからない事、自信がない事があっても、自分から分からない、教えて欲しい、といった訴えができない為、理解し指示通りにできているか、確認が必要。

⚪︎運動課題は好きで指示通りにできている。笑顔で参加している。


本当にその通りです...w




そして幼稚園の担任が書いた内容も似たような感じです。

ただ、慣れているクラスメイトの集団の中ではまたちょっと違う部分もあり、

⚪︎手先の作業は苦手だが、最後までやり遂げている。


⚪︎ほぼ指示通りにできている。


といった、
全体的に問題なくやれています感が出ていました。


しかし

⚪︎クラスメイトが光くんを受け入れているので、言葉による意思疎通はないが、自然に溶け込んでいる。

⚪︎馴れ親しみ、気の合う友達とは会話をする姿が見受けられる。


...ふむふむ。


これらの内容と、今までのこの育児ブログを読むだけで、ヒカル氏の8割以上わかってしまいますw


そんなこんなで、たくさんのデータと、私以外の方の見解と、
前回のブログの内容も含め、

長い時間をかけて、特別支援学級に納得して決める事が出来たのでした。


(後日持ち帰ってきた作品...。お題「クマ」)



ヒカル氏には、人数多いクラスで先生1人しかいないクラスと、人数少ないクラスどっちがいい?


とか


勉強難しいクラスと簡単なクラスどっちがいい?

とか


人数少ないクラスのほうが、先生がちゃんとヒカルのお勉強見てくれるよ?


とか

先生が優しいよ?


とか...



ヒカル氏が支援級のほうがいいと言ってくれれば、私も納得して決める事ができるなって思って、

多少誘導も入っていましたが、しょっちゅうそんな質問を投げかけていました。

ヒカル氏本人もお勉強に不安があったようで、最初から支援級を選びました。


同じ小学校へ行く、ほかのお友達はみんな普通級に行くことも伝えた上で、

オレは〇〇学級に行く!(支援級名)

と言い切ったので、本人の心も間違いないでしょう。

(等身大サイズ、イメージはよく伝わるがww)



そして入学後、少しでもヒカル氏が不安に思わなくて済むように、

新しい小学校生活への切り替えがスムーズに行くように、

春の運動会から何度か公開授業にも足を運び、小学校の雰囲気に慣らしていきました。


先日は幼稚園を午前中だけおやすみし、
支援学級に体験入学をさせてもらいました。

体育と国語の授業をクラスの子と一緒に受けさせてもらい、私も支援級の様子を見学させてもらいました。


クラスの子達がとても積極的で、
ヒカル氏は中休みもみんなと一緒に遊んだりして、これなら入学してすぐに馴染めそうです。


支援級だからこその...

何でしょう...

ちょっと緩すぎねぇ?!www

と逆の意味で心配な部分も出てきましたが、

ヒカル氏は支援級に通う気満々で、とても入学を楽しみにしてくれているので、
ひとまず安心しています。



幼稚園の登園は残り24回程。

保護者は卒園後の謝恩会の準備など、バタバタしております。


あっという間に卒園してしまう日が来るのでしょうね...。


(うちのクラスの作品じゃないけどw)



長くなりました。

お読みいただきまして、ありがとうございました。

同じような境遇の方もいらっしゃいましたら、ぜひコメント、メッセージお待ちしています(^^)