松永一哉より皆様へ | 松永一哉の酔拳月歩


こんばんは。
松永一哉です。


今携帯で打っているこの文章、皆様に届くことを願って書いております。


この記事の更新をもって、一度『俳優 松永一哉』としての活動は
正式に休止させて頂きます。



まず最初に、舞台「Midnight Traveller」終演後にTwitter等によるSNSでの発言及び行動により、
応援頂いてる皆様や諸関係者の皆様には多大な混乱、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

今回エンターテイメント、芝居を通して「人それぞれ様々な価値観はあるけれど何がその人にとって大切か。それは夢なのか現実なのか。」というメッセージを届けたかったという想い、
そして観に来てくださった方、また来ることが出来なかったけれど応援してくださった方への伝えきれない感謝の気持ちは本心です。

今作品には、今の自分に出来得る全て、そして挑戦したい全てを懸け臨みました。
運営から資金集めから予算組みから制作からプロデューサー業をはじめとし演出、アクションコーディネーター、振付、出演、音楽監督と普通に考えてもやりすぎなくらい自分に課しました。
そして多すぎる至らない点は、出演者やテクニカルスタッフ、沢山の協力者そしてご来場頂いているお客様。
その全ての方の力をお借りして、未熟な自分がそれらの役職を全うできたように見えたと思います。


しかし、現実には精神面、身体面、対人面等の重圧や障害による傷痕が考えていた以上に深く、大きく、
それに加え日本における「芸能界」というものに対しての考えや取り組み等、今まで自分が諸先輩方から教えられ信じてきた事が根底から覆される思いでいっぱいになってしまいました。
自暴自棄にもなりましたし、消えてなくなりたいとも思いました。


現在、どん底でもがいていた自分を心配して色々な方からお話があり、現状どうするか、これからやらなくてはいけない事、今まで支えてくれてきた方達への思い等を吐き出させて頂いて少し落ち着いてきたところです。



ただ、今回の舞台を終えて、今までと同じような「M ACT CREW」の活動はできなくなります。
それには前述にあるように対人関係や仕事上の信頼関係、「芸能における決まり」といった意味合いで約2年間M ACT CREWに費やした指導、教育は全て無駄なものだったと自分で確信してしまったからです。
スキルの向上に関しては個々に期待以上の成長はあったと思います。

しかしそれに対しての絶望感や、
連絡をとっていたにも関わらず公式M ACT CREWホームページでああいった文章があがるのはとてもショックでした。
立ち直れないほどに。
それらの理由により、M ACT CREWに関しましては解散という決定はもう動かざるものだと思っております。
そこに関しては自分が始めた団体ですので、それに対してのクレームや想いなどは全部俺が受け止めます。ぶつけてください。
俺の指導不足や、それによるストレスでそうなってしまったこと自体も代表を務める上での責任だと自分で強く感じております。



ただし、「Midnight Traveller」における責任と後処理は滞りなく済ませたいと思っております。
グッズの販売やDVDの販売、そして各関係者への謝罪も含め。


今一度、自分自身を見つめ直し、力を蓄え皆様の前に帰って来れるよう努力していきたいと思っております。
ダンスやパフォーマンスといった発信活動に関しては変わらず継続して行くことで感覚は忘れないようにしながら・・・
どのくらい時間がかかるか見当もつきませんが、頑張って今よりも魅力のある人間になって戻って来ると約束します。
その時には暖かく迎えて頂けたら、この上なく幸せです。
いつもそばにいてくれて、俺の心の隣で強い気持ちを伝え応援してくださる皆様がいてくれたおかげでここまで自分を立ち直らせ、また支えて頂きました。
本当にありがとうございました。
そしてSNS上での状況も知らせず無責任な発言。
重ねて、今回の件に関しては本当に申し訳ありませんでした。


最後まで読んで頂いてありがとうございます。


本当に


本当にありがとうございます。



少しでも今の自分の想いや気持ちが伝わって頂ければこの上なく幸せです。


松永一哉



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