私は目先の売上や集客や利益を上げるこを仕事にしているわけではありません!
あくまでも、そのお店が継続的に利益を出せるかどうかを常に考えています。
自分の考え方を理解してもらえない場合は、当然仕事はお断りすることになります。
あるお店の相談に行った時のこと・・・
そのお店はケーキ屋さんという事にしておいて下さい。
売上の15%を占める看板商品があるにもかかわらず、50種類もの商品を作っているのです。
食材のロスや人件費を削りたいと相談してきたのですが・・・
私が真っ先に聞いたことは、なぜ50種類も商品があるのか?ということです。
それに対して店主は、少しでもファンがついている商品を減らすことはできないという・・・
私が聞きたいのは、そこじゃなくて、そもそも何で50種類にしようと思ったのか?なのですが・・・
あまり、考えていないようなので、私は質問を変えました。
販売数一位の商品の販売数が毎月3000個。
販売数最下位の商品の販売数が毎月100個。
もし、商品に魅力があるなら、100個という事はないと思いますが?
その辺はどう考えていますか?
店主はこう言いました。
「販売データは間違いない!全ての答えは数時に出ている!」と
また、わけの分からないことを・・(疲)
数字が全てというなら、売上があるにもかかわらず赤字になっていることを本人はどう思っているのだろう???
あれこれ、考え方の違いをお話しさせていただきましたが、どうも、この店主とは考え方が合わず、仕事ができそうもない感じです。
最後に私が言った言葉
「最下位の商品は、もしかしたら購入して失敗したと思われるような商品かもしれませんよね・・・販売数が増えない上に最下位なんですから、それが現実じゃないですかね?」
「この商品が一つのお店だとしたら、大赤字ですね!」
「それでも、ファンがいるからと言って、店を続けるのですか?」
「利益を出すためには、時には何かをやめる決断も必要です!」
割引をやめる・メニューを減らす・作業をやめる・宣伝をやめる・チラシDMをやめる・低価格をやめる
メニューをやめられないのであれば、次に何をやめますか?
結局、どれも経営上、やめることが出来ないと言われました。
気持はわかりますが、何かをやめることが強みに変身することだってあるんです。
宣伝を一切しないで、品数が少ないお繁盛しているお店は世の中にたくさんあります。
それは、はなぜでしょう?
やめる=マイナスと考える人がたくさんいますが、やめる=強みがもっと目立つという強みのレベルアップでもあることを理解してほしいと思います。
それから数ヶ月後、店主から電話があり、メニューを減らす変わりに売上を維持する方法を教えてくれ!と言われました!
そうなれば、私の得意分野!
売上も利益も増え続けています!
このお店も、ブログで紹介したいです。
来年の春の事務所設立後にいろんなお店を紹介したいと思います。