何年も前の自分のことですが、「変わりたい。」ずっとそう思ってました。
でも、全然変わらなかった。
「変わりたい」は願望であって決意ではないからです。
言葉でいうのは簡単ですが「変わる」というのがとても難しい。
長所も短所も全部含めて、自分を見直さなければいけないからです。
自分の見直しは、一度構築したものをバラバラにするイメージです。
完成されたと思っている現状を分解して、本当に大切なものだけを残す。必要ないものは捨てる。
この作業が「変わる」の第一歩です。
本当に大切なものはなにか?
誰と関わることが自分にとって大切なのか?
何を残すことで未来のお客様が喜んでくれるのか?
不要な商品やサービスはないか?
かなり深いとろまでビジネス再構築ワークを行うわけですが、ここでもっとも重要なワードが出てくることになります。
「驕り」「過信」「現状に満足」です。
ある程度商売が上手くいくと、それは「自分の実力」と思ってしまいます。
自分は努力した。自分は考えた。自分は本気でやってる。だから、今の売上がある。という間違った思い込みが自分にもありました。
自己否定してください。という意味ではありません。
分かりやすく言うと、月100万円は売れるのに月1000万円は売れない。単価5000円の商品は売れるけど、単価15000円の商品は売れない。
冷静に考えばわかります。月100万円のビジネスモデルにはなっているけど、1000万円のビジネスモデルにはなってないということです。
5000円は売れるけど15000円は売れない。客層、商品、空間、大きくえなければ、5000円ビジネスのまま変わらないのです。
事実だけを見ること。
本気でやっていたつもりだけど、今までのやり方ではここまでしかできなかった。これからは、このように変えるぞ!
この決意が「変わる」なのです。
当たり前のように正しいと思っていることが、ビジネス停滞の原因かもしれません.
長所と思っていることが、実は最大の弱点であることも考えられます。
事実を事実としてみることが大切。そして次の未来をイメージして「やる!」「達成する!」「実現する!」と決めること。
その決意は何かを変えることを意味しているはずです。
過去の習慣や前提を覆すような答えを見つけたときに本当の意味で「変わる」という決意ができるのではないでしょうか。
自分の経験から書いてみました。