2015年頃は朝10時から深夜まで、寝てる時間以外は全て仕事の時間でした。体力的にも精神的には負担が大きく、仕事も楽しくなくない。
いつまでこれを続けるのか先も見えなくなり、売上はあっても気持ち的なゆとりがない。この年に仕事のやり方を根本から変える決断をします。
僕がプレイヤーから監督やコーチに変わる。それができなければ現状は何も変わらないので、まず僕はプレイヤーとしてのポジションを半分手放した。
毎日15時間近く仕事をしていましたが、一日8時間以内と決めました。それが普通なのですけどね…笑
もちろん売上は半分になりますが、使える時間が大幅に増えます。その時間で、「次のステージ」に向かう準備や種まきをしたのです。
2016年は利益はゼロ。最悪赤字でもいいや。という気持ちで、スタッフを4名同時に雇用しました。
売上は減り、支払いは増える。
スタッフが育たなければ、また廃業です。
それでも現状の苦しい状態を抜け出すために、方向を曲げずに進みました。
あれから8年が経ち、いろいろありましたが、みんなで利益を増やすことが出来るようになった。
もし、あの時、抱えている仕事を手放さなかったら、たぶん今の城岡プロモーションは存在しない。
今でも自分の時間を切り売りして、労働者となんら変わらない毎日を送っていたと思います。
未来のためにリスクを取れるか?
取れないなら大きな夢は持たない方が良いかもしれません。
ノーリスクで事業成長なんてあり得ない話。中途半端にいろんなことに手を出しても、何一つうまくいかないでしょう。
何かを手放せば、新しい何かを手にすることができる。両手にものを抱えたまま、新しいものは持たない。
忙しい毎日から抜け出したい経営者は、何を手放し、何を手に入れたいのか、その答えを明確にするところからはじめてみてください。