このブログが写真ブログに闘病記事をプラスするようになってから、

たびたび切ない思いをします。


その理由は検索ワードにあります。

毎日のように

「若年性乳がん」「30歳、乳がん」「20代、乳がん」などなど

若年性乳がんに関するワードで検索されているのです。

こんなにも若年性が多いのかと、せつなくなるのです。


私は直系のがん家系なので、告知の時も正直

「なんで私が…」とは思いませんでした。

「やっぱり来たか。でもこんなに早く来なくてもよかったのに」と思ったのをはっきり覚えています。


乳がんでこのブログを見つけた方、

告知されたばかりだったらきっとどうしたらよいのかと不安で仕方ないでしょう。

特に若年性とか言われちゃうとなおさらだと思います。


でもね、大丈夫!

今は医学が進んでいるし、今すぐ死んでしまうわけでもない。

もちろん死は近くにあるのだけど、それを言ったら、病気じゃない人だって

不慮の事故があったりで、そんなのいつ起こるか分からない。


確かに治療は大変なことだけれど、治療を乗り越えたら

普通の生活に戻れるもの。


告知されたとき、主治医の先生が

「大丈夫服もちゃんと着れるようになるから」とすごく普通のことを言ってくれたの。

告知の時には流れなかった涙が、その時はぼろぼろと流れ落ちたの。

私も告知されたときは「もう普通の生活が送れなくなるんじゃないか」とすごく不安だったんだと思うんだ。

(だいぶ心にふたをして、考えないようにしていたので、自分では平常を必死に装っていた気がします)


会社を辞めなきゃいけないとか、そしたら収入がなくなるし、治療はどうなる?引越ししなきゃか?などなど

いろいろ頭をめぐったけど

会社も辞めることはないし、理解が得られる会社ならしばらく休職したっていいと思う。

抗ガン剤打ちながら、仕事も続けられるし、一通り治療が終われば、以前とほぼ変わらない生活が送れるようになる。

現に今私がそうだから。

もちろんホルモン治療からくる副作用もあるけれど、

ちゃんと生きてる。仕事もできる。酒も飲める。美味しいものを美味しいと食べられて、けらけら笑うことだってできる。


だから大丈夫!


ただ私がここまで生活を戻せたのは家族はもちろん会社の理解、そしてブロ友さんからの支えがあったからだと思うのね。

治療で苦しい時に励ましてもらって、時には美味しいものを食べに行き、歌い、踊り、笑い…

感謝感謝です。


ってちょっと脱線。


だから、不安だとは思うけど、ネガティブにならないで。

きっとあなたも良くなる!今はつらいけどきっと良くなるから、一緒に乗り越えよ