「テキサス・チェーンソー」のコンビ、マイケル・ベイとマーカス・ニスペル監督がリメイクした「13日の金曜日」。
「テキサス・チェーンソー」と言えば。。。
ここ何年かで観たホラー映画の中で一番恐ろしかった作品。
あれからかなりの本数ホラーを観たが、いまだ超えるものは出てきていない。
いい加減ヒーヒー言った後に、これでもかとさらに恐怖が続くのである
これほど「もうやめてぇぇぇ」と思った映画はない。。。
ホラーには大抵お笑い要素が含まれていて、
けっこうつっこみたくなるシーンや、思わず笑ってしまうシーンがある。
今回のジェイソンシリーズでいうと。。。
私は「13日の金曜日」を制覇しているわけでも詳しいわけでもないので、
詳しいことはわからないが、
私が観たジェイソンシリーズでは。。。
これ、ジェイソンが宇宙に行っちゃうんです
しかもジェイソンの面もメタリックな感じで。。。
その時点でコメディか?!みたいな(笑)
これで印象的だったのは、
ジェイソンが夢の中で、水着姿の女の人たちに誘惑される?みたいなシーンがたしかあって(笑)
それだけでも笑えたのに、
その女の人たちを殺す時に、寝袋にいれてブンブン振り回して殺しちゃってたんです
その画がありえなくて笑えたり。
そんな笑えるシーンがあったりするものなのですが。。。
さっき言った「テキサス・チェーンソー」はそんなお笑い要素がマジで一切ないんです
なので
今回、その製作スタッフが「13日の金曜日」をリメイクと聞くと期待せずにはいられません
結果。。。
けっこうな当たりでした
でも私的にはですけど。
ジェイソンファンにとっては今回のジェイソンに不満を持っている方も多いようですが。。。
私は、あくまでホラーとして「13日の金曜日」を楽しめるかどうかということを基準に判断したので、おもしろかったです。
さすが「テキサス・チェーンソー」シリーズSTAFF
お笑い要素なしのホラーに仕上げてくれてました
多少のツッコミ所はありますが、笑ってしまうようなところはありません。
唯一あったのは、
これまたホラーには欠かせないHシーン(笑)
Hする時、男が女の乳を見た瞬間、
「デカイオッパイ!形も最高!」
「オッパイ最高!こぼれそうだ!」
って「オッパイ」「オッパイ」って単語を連発するんですよ
気取った男が「オッパイ」って連発すんなよって笑っちゃいましたね(笑)
しかも女も
「女を喜ばすの上手ね」って。。。(笑)
まぁ、どうでもいい話はこの辺にして
映画は、
1980年の出来事から始まり、
現在になり、5人の若者が登場する。
しかし、この5人、華がない。。。
そして、
そく殺されていく5人。
その方法もいたってシンプル。。。
こんなスピードで、こんな簡単に殺されて時間持たないじゃんとドキドキしていると。。。
なんとその5人は序章にすぎず、
その5人がやられた20分後、
「FRIDAY THE 13TH」
タイトルが!!
あっ。。。今から本番ね。。。みたいな(笑)
普通、過去の事件みたいのがあって、現在になったら、そこで登場した若者が本番なんだけども、
本作は、その点、3段階。
そして本編。
若者8人が出てくるのだが。。。
殺されていく過程や、その方法などは意外と定番だけども、
けっこう怖かった。
しかも。。。
ジェイソンがものすごくすばやいんですよ
こりゃ逃げれんだろ。。。
みたいな。
そこが本来のジェイソンとは違うというので不評な点でもあるようですが。。。
私はなかなか楽しめましたね。
しかし。。。
少し残念だったのは、
ラストの後味が良くなかった点ですかね
普通、ホラーのラストは。。。
完全なる全滅。
OR → ジェイソンなんかの復活(続編)を臭わせる。
完全なる主役生き残り。
っていうパターンなんですよ。
それが、今回はそのどっちでもなくて。。。
ちょっと ん~ って思ってしまいましたね。。。
でもドキドキできたし、それなりに楽しめます。