「バルフィ!人生に唄えば」
かなり評判のよかったこの映画。
インド映画はけっこういい作品が多いので観てみました♪
主人公バルフィは
耳が聞こえず、しゃべれない。
でもとても明るい性格でいつもみんなを笑わせていた。
ある日、バルフィは街で出会った女性
シュルティに一目惚れし
告白するも、彼女にはすでに婚約者がいた。
求婚はあきらめたものの、その後も友人として
2人はよく共に過ごしていた。
婚約者とは愛のない結婚だったため
いつも愛にあふれているバルフィに心惹かれていくシュルティ。
でもバルフィの元に走る勇気もなく時は流れたのだった。
一方、バルフィは、ある日、父親が病に倒れ
その手術に大きな額のお金がいることに。
お金の工面に困ったバルフィは、切羽詰まり
父親の働く家の娘
ジルミルを
誘拐してしまうのだった。
ジルミルは自閉症で、誰にも心を開かなかったのだが
バルフィだけには心を開き、
解放されてもなお、バルフィに付いてくるようになり・・・
というようなお話で
バルフィとこの2人の女性の愛の物語なのです。
まず、映画が始まると同時に流れる音楽が
映画が始まるよ~♪
映画が始まるよ~♪
子供のお口にチャック~♪
みたいな歌詞なので、けっこうテンションあがりましたが・・・
オススメしてくれた方には本当に申し訳ないのですが(><;)
私的にはそこまで感動しなかった( ̄Д ̄;;
というのは・・・
まずこの内容で2時間半というのは長すぎました(;´▽`A``
バルフィが耳が不自由でしゃべれないので
手話のようなものと表情のみで会話をしますが
それが劇中の多くを占め、
さらにこれには一切字幕とかないため
何を言っているのかがわかりにくい部分もあります。
そういった部分に神経を集中しないといけないこともあり
時間を長く感じてしまいました。
他にも
バルフィが周りを喜ばせようとしてやってることが
意外と「えっ( ̄ー ̄;?」ってことだったり。。。
でも
私が一番冷めてしまったのは・・・
私の大好きな「きみに読む物語」と
完全に一致してしまう場面があったことです( ̄Д ̄;;
母親が
条件で申し分のない婚約者よりバルフィに心を奪われている娘を
自分が昔駆け落ちしようとした男の働く作業所へ連れて行き
時々彼を眺めにくるの。
彼と駆け落ちしてたらと思うとぞっとするわ。
と今の婚約者と結婚することが最良だと言い聞かせる場面。
全く同じじゃないか・・・と(;´▽`A``
さらに
最後の最後で
バルフィとその相手の女性が迎える最期。。。
その場面が近づくにつれ・・・
もしや?もしや?
もしそうなったら完全に一致しちゃうよ?
と思ってみてたら
結末も一緒だったんですよΣ(・ω・ノ)ノ!
この映画は
チャップリンを思わせるシーンが数多くあったりもしたので
「きみに読む物語」に関しても
オマージュなのかもしれませんが
いや、オマージュでなかったら困る(;´Д`)ノ
って話なんですけど(;´▽`A``
そういうことを色々考えてしまって
ちょっと心底楽しめなかったです(ノω・、)
それでも
この映画が伝えたかったことには
とてもいいことがたくさん詰まっていたと思います☆彡
あと
シュルティを演じてた女優さん、めっちゃくちゃキレイだった~♥