この情報氾濫時代に、僕は本は嫌いだし、テレビも新聞もほとんど読みません。

きっと、本を読むことが嫌いなんですね。

それなのになぜか、多くの知識や情報豊富な方だと思われる方から、いろんな相談をされます。

さっきも一人の悩める(?)経営者が帰って行ったばかりです。

それも、「すごいアドバイスを頂きました!」と、帰り際に満面の笑顔を浮かべながら。

「なんでかなぁ」と思い振り返ってみると…


今から20数年前、

東京カルチャーセンターと言う教材会社に持ち込んだ企画で、

日本で初めて「速読法」を開発し、通信教材にしました。

1セット3万円くらいするのですが、飛ぶように売れて、初年度だけで年間5万人の生徒を獲得しました。

企画ロイヤルティと指導料だけで年間数千万円です。

現在の速読教室や、そのノウハウ本を書いている作者のほとんどは、当時の生徒さんです。

テレビでもすごく速く読める人がいたの、昔、あなたも見たことあるでしょ?

ものすごい記憶力の人。

その人も僕が指導しました。(注:僕はそんなに速くないし、記憶はてんでダメ)


当時、その教材の開発前に、1件の本屋さんに置いてある半分くらいのビジネス書を

片っぱしから立ち読みしたことがありました。

ほとんどめくるだけの作業を1ヶ月くらい続けたら、

いつの間にか本に書いてある内容を、1冊5分くらいで大体把握してました。


そこで分かったことは、ビジネス書のほとんどは、他の本とダブった内容ばかりだということです。

書籍1冊1000円で売るには、やはり240ページくらいじゃないと1000円じゃ売れません。

作者のオリジナルティの部分だけでは、1000円で売れるページボリュームにはならないからです。

そのために最終ページに「参考書籍」ってのがあるでしょ?

そこからほとんど引用して、みんなページ稼ぎをしています。

だから、少なくともダブってる部分は飛ばし読みできますから、おのずと速くなるという仕組みです。


速読教材を開発して、速読学習の一番良いところは、

「慣れ」…つまり「本質を見極める目」が養えることです。

一番大事なエキスが分かるということですね。

詳細な数字や単語は覚えられなくても、その作者の「考え方」が見えてきます。

その「考え方」が、実はその本のノウハウのエキス(※木の幹)なのです。


葉っぱをいくら大切に育てても枯れる運命にあります(※現代の記憶学習)。

どうせ熟読しても人間は85%は忘れるんだから(笑)。

本質さえとらえたら、葉っぱはおのずと生えて来て、花さえ新しく咲きます。

しかも忘れません。


でも当時は結構読んだなぁ…

今、本が嫌いなのは、その反動が表れているのかもしれませんね(笑)。

興味があったら3万円出さなくても、その速読のエキス(コツ)をここで公開しようかな?


では、今日の「希望を叶える言葉②」です。




あなたの幸せって何ですか?


経済的に恵まれることですか?


自分の地位や名誉ですか?


友人に囲まれた環境ですか?


他人よりいい暮らしですか?


実は幸せな人とは、

ある環境に置かれた人間ではなく、

また他人との比較でもなく、

むしろ、あなたの中にある心構えや考え方によって決まります。


今よりもう少しだけ幸せの尺度を下げたら、

毎日が幸せでいっぱいになります。