以前友人に、

「カヲルさんは、きちんと挨拶するよね。
 アタシうだうだ済ませちゃうから
 余計そう思った。」

と褒めて頂いた。
あるお宅でバーベキューパーティーした際に、
そこのおじいちゃまに挨拶をして帰っているのを見たからだソーダ。

嬉しいね。
誠意を認めてもらった気がして。
すごく嬉しい。

その代わり、この方は褒めるだけじゃない。
「こうした方が良いよ」
とか
言いにくい事でも
「カヲルさんだから言うけど、こう思う」
とか、意見も伝えてくれる。
深い情を持った友人。


ちょっと余談だけど
皆に合わせたり
うやむやに済まして、ハッキリ伝えない放置型がアタシは好きじゃない。
だからってどちらも二律背反なんだろーけど。
どちらといえば、私は言われて嬉しい
それを愛情と捕らえるタイプ。
一息ついてからの発言は必要なだけに
ハッキリ正しく伝えてくれる友人をアタシは信頼してる。


で、なんだっけか。

そうそう。

ぺーがある朝
ご近所さんに元気よくご挨拶したので
バス亭まで歩きながら褒めてたら。

 「みんなにー、あいしゃつしゅゆの?」
  (皆に挨拶するの?)

と聞いてきた。


ハハ:「そうだねえ、皆にご挨拶出来ると良いかもね。」


ぺー:「しやないしとでも?(知らない人でも?)」


ハハ:「うーん。知らなくてもいつも会う人にはご挨拶した方が良いね。」


ぺー:「ふーん。。。


    じゃあ、


    あのしとにも?」


そう言いながらぺーが指したのは
前から来た初老の紳士だった。
この方といつもお会いするのだ~。



ハハ:「そ、そーだね。


    いつも会う人だしご挨拶するといいね。」



本当にタイミングが毎日同じで
キレーにすれ違うので挨拶しようか迷っていた所だ。ハハも。
チビ連れてすれ違い様に会釈はしても挨拶はした事が無い。


ハハ:「大きなお声でご挨拶したらあの人もぺーも気持ちがいいね。」


そう伝えると


   きらり


と光る、ぺーとアコの目。
そう見えたのは見間違いだろうか。否、見間違いではない。(反語)