『深呼吸の必要』長田弘

きみのことは、きみが決めなければならないのだった。

きみのほかには、きみなんて人間はどこにもいない。

 

きみが何が好きで、何がきらいか。

きみは何をしないで、何をするのか。

どんな人間になってゆくのか。

そういうきみについてのことが、

何もかも 決まっているみたいにみえて、

ほんとうは何一つ決められてもいなかったのだ。

 

そうしてきみは、

きみについてのぜんぶのことを

自分で決めなくちゃならなくなっていったのだった。

つまり、ほかの誰にも代わってもらえない一人の自分に、

きみはなっていった。

きみはほかの誰にもならなかった。

好きだろうがきらいだろうが、

きみという一人の人間にしかなれなかった。

そうと知ったとき、

そのときだったんだ。

 

 

そのとき、

きみはもう、

一人の子どもじゃなくて、

一人のおとなになってたんだ。 

 

 

 

2013年の自分が思い出させてくれた。

あのねーーーー

私落ち込みやすいけど

立ち直りもめちゃくちゃ早いんですわ。

 

まじでこれ、自分のいいところだと思ってる。

もう、我慢したり気遣いすぎるのやーめよ。

言っても簡単にできないけど。

 

でも自分のいいところ思い出せた。

 

自分のこと卑下しないで生きよう。

 

 

自尊心自尊心♡