この2日完全にもぬけの殻。
いつもの楽日後とは違った感覚。
名古屋の稽古から始まり、色んなこと、コロナのことで常に気をはっていたからだとおもいます。

改めてまして、


本当に本当にご来場してくださりありがとうございました。
こんなご時世、観に来てくださりありがとうございました。

私は「やっていいの?」って気持ちもありつつ。
けど、やりたい!!
そんな気持ちでやってきました。

そんな中、突然千秋楽になってしまった27日。

沢山のお客様が来てくださいました。

普段泣かない鉄の女ですが、涙がでました。


演劇ってのはこういう状況の時、あっていいし、なくてもいいし。
阪神大震災のときも東日本大震災のときもおもいました。
葛藤。

ただ、今回は日本だけじゃなく世界中。。。


なんやねん!コロナ!
早よ、死滅しろや。

ってね。

27日までやれたこと奇跡なんだと思います。
製作陣が常に世の中に気を張り毎日会議。
そして苦渋の決断。
本当にありがとうございました。
ポジティブに考えれば、LINEライブができたことで観に来れなかったお客様にも観ていただけた。

スタッフの皆さんもタイトなスケジュールの中、嫌な顔せずこの作品を良くしようと動いてくださいました。
愛に溢れた現場でした。

脚本の太田さん。
太田さんとはハロプロの現場で何回かタッグを組ませて頂いております。
毎回、太田さんの本を扱っていて思うことは、
「登場人物全員が色濃い」

出番が少なくても役者としてはやりがいがあるんです。
その分、演出としては怠けることができない。
いつも試練を与えてくれてありがとね。太田さん。

振り付けの泰智さん。yukiさん。
歌唱指導の緒川さん。

前にも書きましたが、私を含め振り付け、歌唱指導が同時に稽古場にいるってことって、通し稽古くらいなんですよ。
みんなのスケジュールのこともあり、少しでも良くするため、お芝居のお稽古中心にやっている日も来てくださいました。
ほんまにこんなことないんです。
先生方ありがとうございました。

緒川先生やキャストのブログを拝見してると、私に「愛がある」と書いてくださってて。
反論するわけじゃないんですが、私に愛があるというより、キャストのみんなが私たちに「愛情」を持してくれたんです。
みんながこの作品に真摯に取り組み足掻き、もがいていたからこそなんです。

本当に可愛い子たちでした。
彼らに出会えたことは財産です。
わかっていたし理解していたことなんですが、やはり歳をとって少し感覚が鈍っていたなって思うことが沢山ありました。
それを思い出させてくれてありがとね。

怒涛の一か月ちょっと。
たくさんのことがありすぎてまとめられません。
また、思い出したら回顧録でも書きます。


水野くん、田村くん、辻本くん、小林くん、たかふみ先生、勇翔くん、けんちゃん、つっちー、吉原くん、らいが、ののちゃん、清水くん、浦上くん、統威、陸人、じゅきちゃん、聡太、米ちゃん、みかちゃん、けんのすけ、匠、國村くん、久門くん。代役に来てくれていたエリアの子たち。

楽しい時間をありがとう。





ベランダから見えるサンシャイン。
寂しいですね。



この作品で再びみんな、お客様と会えることを願って。


大岩美智子