渋谷すばる君が関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所を退所すると発表しました。

 

 

 

関ジャニのファンということではないから詳しい事情はわかりませんし、本当の退所理由が会見で語られたこと以外にあるのかないのかもわかりませんが、ジャニーズ事務所に所属するHey!Say!JUMPのファンとして、もし同じことが起きたらと想像すると、色々考えるところがある会見でした。

 

中島裕翔君の脱退ドッキリも記憶に新しいですし、あんな話し合いがリアルで行われていたかと思うとメンバーの葛藤は察するに余りあります。あのドッキリ趣味悪かったなって改めて思うわけですが・・・ま、今はそれはどうでもいい話ですね。

 

メインボーカルが抜けるってことは、JUMPでいえば山田涼介が辞めちゃうみたいなことだろうから、ファンの衝撃度の大きさは理解できます。

 

すばる君のやりたいことが事務所に残ってできる道もあったのではないかと自分も思いますが、その選択肢を含めて本人が重々考えた上での決断なんでしょう。

 

当たり前ですが、すばる君の人生はすばる君のものです。事務所のものでも、ファンのものでもありません。

 

アイドルという仕事も一つの職業に過ぎません。

 

職業選択の自由があるので、36歳の社会人の男が離職や転職を考えて何が悪いのでしょうか。

 

転職して自分は本当にやっていけるかなとか、自信過剰なのではないかなとか不安になったり、自分が職場から抜けたら同僚や顧客に迷惑を掛けて申し訳ないと心を痛めることもあるでしょうが、だからと言って、そうしたリスクを踏まえて自らの責任で決断した人を縛り付け続けることはできません。

 

夏に大きな仕事が迫っているからとか、これからが大事な時期なのだからとか言ったところで、じゃあいつのタイミングで辞めたらいいんだって話になります。

 

どんなに責任ある立場の人であっても、どんなに多くの顧客に支えられている仕事の人であっても、ひとりの人間として職業選択の自由や恋愛、結婚の自由が制限されていいわけがないと自分は考えています。

 

すばる君や関ジャニのファンが、今後、関ジャニでなくなったすばる君を応援し続けるかも、また、すばる君が抜けた関ジャニを応援し続けるかも、それもまたファンの自由なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾慧が先日、「メンバーというコミュ二ティーはアイドル活動している俺たちにしかわからない独特なもので、ときにはライバル視したり、長い時間を共に過ごしてきた仕事仲間でもあり、さらにJUMPという屋号を守っている家族みたいな側面もある」と語っていました。

 

関ジャニのことはメンバーにしかわかりませんが、本当の友人は会社や職場が違うことになってもきっと友人だと思います。

 

自分も社会人になって、周りの男性に聞くと、大体30歳前後で一度は転職を考えるそうです。そこで思いとどまる人もいれば、そうでない人もいる。転職して成功する人もいれば、失敗する人もいる。でも失敗したっていいじゃないですか。それは自己責任です。そもそも幸せの基準はみんな違うものだし。一生を懸けてやりたいことがあると言って去る人を止める権利は誰にもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUMPメンバーの中にも、脱退や退所を考える人が今後必ず出てくると思います。

 

浅はかな考えで辞めてほしくはないですが、本当にそのメンバーが考えた末に決断したことであったら、それを尊重できるファンでありたいなと思いました。

 

そして、この9人が同じ方向を向いて活動してくれている今という瞬間が、当たり前に続く時間ではなく、どんなにかけがえのない時間なのか

 

彼らへの感謝を忘れずに、これからも応援していきたいなと改めて感じました。