いたジャンの熱海ロケで紹介されたホテルニューアカオ

 

 

 

 

伊野ちゃんが少年時代に家族で毎年訪れていたホテルだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルニューアカオはKにとっても思い出の場所です。

 

このブログを読んでくださっている方はご存知のように、Kの実家は静岡です。

 

小学生のとき父と母と家族3人で熱海に毎年行ってまして、そのとき必ず泊まっていたのが、伊野尾慧と同じこのホテルニューアカオでした。

 

当時、父の仕事が忙しく、年に1回しか家族で泊まりがけで出かけられなかったので、アカオに行く日がいつも楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

 

母によると、小学生のKは何日も前からティッシュペーパーでてるてる坊主を作り、「アカオの日が晴れますように」とお願いしてたそうです。

 

よく覚えてるのは、熱海に向かう車中、父が運転で、母は助手席、Kはひとり後部座席にいて、パワーウィンドウに糸を挟んで窓の外にてるてる坊主を出し、風に泳がせて遊んでいたこと(笑)

 

なぜかこれがめちゃくちゃ楽しかったことを今でも覚えています。テンション上がってたんでしょうね~

 

普段はおとなしい子供だったけど熱海に行くときだけはすごくはしゃいでいたと、母が言ってました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野ちゃんのアカオへの抑えられなくなった気持ち、なんとなくわかります。

 

子供のころ家族で旅した記憶は、誰にとっても特別な思い出です。

 

Kが初めて行ったのは、小学1年だったと思います。

 

アカオはK少年にとっても特別な場所でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家族でホテルに泊まるのも初めてだったし、海の上に建つホテル、部屋から見える熱海の街と海、父と入った大浴場の広さ、お風呂上りにゲームコーナーで遊んだこと、近くにあったバラの庭園を見に行ったこと、すべてに「すごい!すごい!」と興奮してたそうです。

 

一番驚いたのが、メインダイニング錦という海が見える巨大レストランでした。

 

 

水族館みたいな大きな窓ガラスの向こうにはすぐ海が迫っていて、洞窟や奇岩が幻想的にライトアップされていました。去年の台風の高波でこのガラスが割れてニュースになっていましたが、すごい迫力なんです。

 

毎晩ディナーショーが行われていて、バイキングで和洋中華いろんな料理を食べられて、すごくおいしかったです。

 

K少年はこのバイキングが特に気に入ったようで(笑)、初めて行った日から「またアカオに行きたい!」「絶対アカオがいい!」「アカオのバイキングが食べたい!」と両親に強くねだり、それから毎年、うちの家族はホテルニューアカオに泊まることが恒例になったそうです。

 

もしかしたら伊野尾家も同様だったかもしれません。

 

父は「Kは熱海じゃなくてアカオが気に入ったんだね」と笑っていました。

 

うちは共働きだったから、学校から帰っても両親はいなかったし、父は土日も仕事が多かったので、子供時代の幸せな思い出は何かと聞かれれば、真っ先に浮かぶのは、ホテルニューアカオで家族と過ごしたときの光景です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野ちゃんお気に入りの水まんじゅうは覚えていませんが、ホテルマンの方たちがすごく親切だったことはよく覚えています。

 

伊野尾少年が小学校の自由研究で「ホテルで働くひとたち」を選んだ気持ちも自分にはなんとなくわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野ちゃんの自由研究でおもしろかったのは、「9・13階がないのはなぜ?」「9は苦しむ、13は死刑になる人が階段を13段登るから、えんぎがわるいのでありません」と書いてるところ。かわいいですね(笑)

 

9・13階がないことは気付かなかった・・・

 

当時から伊野ちゃんの観察眼はさすがです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野ちゃんは番組で「子供のころ毎年家族でアカオに来ていた」「最後に行ったのは16年前」と言ってましたから、小学6年生まででしょうか・・・

 

Kが最後にアカオに行ったのも6年生のときです。12年前ですね。

 

伊野ちゃんはKよりも4歳上なので、アカオ歴が何年か被ります(笑)

 

もしかすると、いつかの年、ホテルニューアカオのどこかで、伊野尾少年とK少年が遭遇していたかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伊野尾家の家族の思い出とアカオ愛が詰まった熱海ロケでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、アカオ大好きだったKは、中学に入ってもアカオに行くつもりでした。

 

でも、その年、母から「お父さんが忙しいから熱海に行けない」と言われ、「今年は行かないんだ・・・」とがっかりしたのを覚えています。

 

しばらくして、両親が離婚しました。

 

それから俺と母を捨てた父のことを、ずっと憎んできたことは「カラフト伯父さん」のときに書きました。

 

ホテルニューアカオの思い出は、幸せな思い出から、悲しい思い出に変わりました。

 

2015年に父が亡くなり、その直前に病室で7年ぶりに会うことができて、そのわだかまりもなくなったとまでは言えませんが、もうほとんど消えています。

 

奥さんの連れ子であるJ君から聞きました。

 

生前の父は、前の家族のことはほとんど話さなかったそうですが、病室で「息子に会いたい」と言ったとき、「よく熱海に行ったんだよ」とつぶやいていたと

 

だから、アカオは自分にとって父との大切な思い出だし、父さんにとっても幸せな思い出だったんだと思いたいです。