4月から東京に異動してきた千葉くん。

 

前々回の記事で、「Kと同じマンションに引っ越してきて、ちょっとうざいです」と書いたら、詳しく聞きたいと奇特なリクエストをいただいたので、今回まさかの千葉くんエピSPです。

 

興味ないと思うけど、興味ある方はどぞ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K「ただいま~」

 

千葉「おかえり!」

 

K「あ、来てたんだ」

 

千葉「お風呂入れといたよ~」

 

K「ありがとー」

 

千葉「ボク先入っちゃった♪」

 

K「て、なんでいるの。なんでひとんちの風呂入ってんの?なんで上裸なのっ!?」

 

千葉「だって自分の部屋いてもつまんないし」

 

K「あのさー、帰って?」

 

千葉「えーいいじゃん」

 

K「きょう先輩来るから」

 

千葉「なんでゆうすけさんはよくて、僕はダメなのかなと思うんだ」

 

K「千葉っちの部屋はこの上!」

 

千葉「明日休みだし3人で遊ぼ?」

 

K「朝も一緒に出勤してるし、会社でも一緒だし、なんかもう千葉くん飽きた」

 

千葉「うわ。ひど」

 

K「まじ帰って」

 

千葉「やだ」

 

K「あ、そういうこと言うなら、合鍵返してもらう」

 

千葉「え・・・」

 

K「おかしくない?同じマンション住んでて、なんで千葉くんは俺の部屋の合鍵持ってるのに、俺は千葉くんの部屋の合鍵持ってないんだろ?」

 

千葉「それは・・・」

 

K「返さないなら、千葉くんの部屋の合鍵ください」

 

千葉「無理」

 

K「は?フェアじゃないよね」

 

千葉「アキちゃん来るし・・・」

 

K「アキちゃん来てるとき突然部屋入られると困るんだ?俺に見られたくないことでもしてるんかな?やましいことでもしてるんかな千葉くんは?」

 

千葉「うぅ・・・」

 

K「俺だってヒトリエッチとかするよ?フェアじゃないよねっ!」

 

千葉「でもゆうすけさんも持ってる」

 

K「・・・。てか、千葉くんの部屋の合鍵なんかほしくないしっ!俺のは持ってていいから今日は帰ってよ!」

 

千葉「・・・鍵は持ってていい?」

 

K「うん」

 

千葉「やった!あと・・手作り弁当・・・」

 

K「べ、弁当っ!?」

 

千葉「ゆうすけさんにお弁当作るとき、ついでに僕のも作ってほしい・・・」

 

K「いや毎日作ってるわけじゃないし・・・同僚の弁当作る会社員いる!?」

 

千葉「ランチ別なの寂しいって思ってたんだ」

 

K「それ完全に付き合ってると思われるだろ」

 

千葉「大丈夫、僕に彼女いるの社内全員知ってるから」

 

K「そう、だけど・・・」

 

千葉「ね?僕のこと監視する社命もあるし」

 

K「ずり・・・もうわかったよ!多めに作っちゃったときは、千葉くんの分も作るから」

 

千葉「やった!僕ねピーマンニンジンだめだからねよろしくね!」

 

K「好き嫌いだめ」

 

千葉「えー」

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

 

 

K「あ、先輩来た!」

 

先輩「お、千葉くんいたんだ♪」

 

千葉「お邪魔してます」

 

先輩「いいっていいって。僕んちじゃないけど(笑)あ、知念君のドラマの録画、王子と見るけど、見る?」

 

千葉「はい!」

 

K「え・・・」

 

先輩「あと金メダル男とスプラウトのDVDも持ってきたんだけど」

 

千葉「まだ見たことないです」

 

先輩「まじ?サッカー部の知念マジかっこいいの。難しいシュートさ、一発で決めたシーンがあるんだけど・・・まあいいや、1話から全部見よっか?」

 

千葉「明日休みなんでOKです!」

 

先輩「じゃあ千葉くんのために全話解説しよう!今夜は徹夜だ~」

 

K「先輩・・・(´・ω・`)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人で知念くんのドラマ見始めたんですけど、スプラウトは俺何度も見てるし。

 

眠くなって、先輩と千葉くんがわちゃわちゃうるさいし、千葉くんの部屋に行って寝ることにしました。

 

なんで俺が千葉くんの部屋で寝ることになってんだろ?

 

千葉くんのベッド

 

千葉くんの匂いだー

 

このベッドで千葉っちは彼女と・・・

 

千葉っち意外と激しいって言ってたな・・・

 

ちょっと想像してしまった

 

だめだ睡魔が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝

 

 

 

 

 

アキ「なんでKさんがいるんですか?」

 

K「・・・うわっ!アキちゃん!?」

 

アキ「おはようございます。千葉さんは?」

 

K「おはよ、えっと、ごめん、千葉くんなら俺の部屋にいると思うけど。(アキちゃんには合鍵渡してんのかよっ)」

 

アキ「ふふ、なんで部屋交換して寝てるんですかー?(笑)」

 

 

 

 

 

俺は昨夜の一件を、千葉くんの彼女に話しました。

 

 

 

 

 

アキ「千葉さんてほんとKさんのこと大好きですよね♪」

 

K「いやお嬢さん、それ彼女としていいの?」

 

アキ「全然!むしろ萌えます!!」

 

K「え!?」

 

アキ「Kさんとなら浮気されてもおっ慧♡」

 

K「ちょっ、おかしくないですか!?」

 

アキ「うそです(笑)でも妄想はするかも」

 

K「・・・えっ、もしかして、アキちゃんって伊野尾担で、び、BL好きとか・・・?」

 

アキ「はい!腐女子です!」

 

K「腐女子・・・いやいやそーいう重要なこと、うっかり告らないでくれる?」

 

アキ「あ、KさんもNHKのあのドラマ見てるんですか!?」

 

K「見てはないけど」

 

アキ「すごくいいですよ~そういえば主役の安藤くんてKさんぽいですよね。てかもうKさんにしか見えない」

 

K「えっと、アキちゃん、あのさ、たぶんその発言いろいろ誤解与えるような気が・・・そっか、そっか、腐女子なんだ。なんとなく気づいてたけど」

 

アキ「ですよね(笑)いのあり大好物ですよ!あ、最近、伊野尾くん×山田くんカップルも気になってます!!伊野尾くん受け、山田くん攻めと見せかけて、実は山田くんが受けだったらカワイイなあとか・・・」

 

K「確かに」

 

アキ「え?」

 

K「いや、なんとなくね(^∀^;)」

 

アキ「K×千葉だと・・・きっとKさんが攻めで、千葉さんが受けですよね?ツンデレ御曹司攻め×忠犬ワンコ同僚受け、みたいな♡」

 

K「誰がツンデレ御曹司や・・・彼氏でBL妄想やめようか」

 

アキ「あ、ゆうすけ先輩さんは絶対受けですよね?」

 

K「たぶん・・・」

 

アキ「やっぱり!一途な後輩王子攻め×天然ヘタレ先輩受けって感じですもんね~♡」

 

K「・・・もしかしてBL本とかも読むの?」

 

アキ「はい!あ、でも千葉さんも知ってますよ」

 

K「そうなんだ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、BL警察アキちゃんはKの部屋へ

 

現場に踏み込むと、そこにはベッドで先輩に抱きついてスヤスヤ眠る彼氏の姿がっ!

 

さすがに彼氏のこの姿はヤバイのでは・・・

 

アキちゃん大丈夫・・・?(;><)

 

 

 

 

 

アキ「キャー(≧▽≦)!Kさん!Kさん!先輩さんが浮気してるう♡」

 

K「相手おまえの彼氏だけどな」

 

アキ「このカップリングもいいかも!」

 

K「いや、だ、だめだって!ほら先輩起きて!千葉っち離れろっ!!」

 

先輩「あ、王子おはよー」

 

K「おはよせんぱい♪今日も寝起きふわふわっすね♡」

 

アキ「ほんとかわいい♡」

 

先輩「へ?アキちゃんなんで?」

 

アキ「今日はおうちデートの約束で」

 

千葉「アキちゃんだ!早いね(≧▽≦)」

 

アキ「もうすぐお昼ですよー。あ、Kさん、これ、やっぱり私、ゆうすけさんが受けだと思う。先輩受けの後輩友達攻め、ですよね?」

 

K「・・・それわかる」

 

アキ「でしょ♡」

 

先輩「あの、君たち何の話・・・?」

 

アキ「つまり、ゆうすけさんは総受けってことで、おねがいします!!」

 

先輩「え・・・バカなの?」