5号機と6号機の保通通過の違い | じゅんたプリのブログ

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皆さんお久しぶりです。
かなり久々の更新(^-^;)
これはブログに書かなければ!と感じる情報だったので久しぶりに書いてみます。

6号機が保通通りにくい状況なのは周知の事実ですが、何故通りにくいのか?
意外な理由でした(゜ロ゜)

6号機を新台導入した際に、高確率状態で納品されるのをご存知でしょうか?
鏡もスーパーリノもチェンクロも納品時は高確状態でした。
恐らく星矢も蒼天もムスコも同じだと思われます。
先日、某大手メーカーの開発に近い方と話が出来る機会がありましたので、その理由を聞いた時の話です。

私:高確で納品しないといけない理由があるんですか?
メ:全ての機種とは言いませんが、せざるおえないんです。
私:えっ?どういう意味ですか?
メ:保通の試験で、何処で落ちるかご存知ですか?
私:時間差玉で規定より出過ぎるからですかね?
メ:それもあるのですが、実は出過ぎではなく、下振れで落ちる事が殆どなんですよ。
私:えっ?下振れ?出なさ過ぎって事ですか?
メ:6号機から出玉の下限が規定されたのはご存知だと思います。
それを下回ると通らないんです。

■ゲーム数と出玉規定


メ:5号機では17500ゲームでの下限規定はありましたが、それ以外のゲーム数での下限規定は無かったんです。
つまり、最初はドンドン吸い込んで、そこから当たって玉が増え、上限におさまれば良かったんです。
ところが、6号機からは400ゲームで33.3%の下限を下回ってはいけないんです。
その為に、高確状態でスタートし最初に当たって出玉を増やしてから33.3%を下回らない範囲まで吸い込み、そこからまた当たって出玉を増やすイメージです。

■出玉イメージ
赤線が5号機、青線が6号機


メ:こういった試験で通っている機械だから、納品時も同様に高確状態で納品となるんです。
私:ほぉーΣ(゜Д゜)なるほど(◎-◎;)
全てでは無いですが多くのホールが新台導入時に非高確状態に戻して開店してると思います。
だからメーカー公表の出玉率と、実機の導入初週の結果を比べた際に、高設定の出玉率が公表値より僅かに低めに推移するんですね。
メ:メーカーによって保通検査のデータをもとに出玉率を公表しているかどうかによりますが、その可能性はありますね(^-^;)
私:なるほど( ゜o゜)
高確スタートで持ち込まなくて良い機械もありますよね?
メ:リノ等の特殊なノーマルタイプを除けば、ノーマルタイプ等は高確スタートで持ち込む必要は低いと思われます。

と言うお話でした。
いや~凄く勉強になりました。
保通持ち込みの機械はユニバタイマー状態だったんですね~(笑)