得体の知れぬ色に侵されていることに

心地良さを覚える自分って、どうなんだろう。


興味を剥き出しにして、それをつかむ。


あれは、紛れも無く自分だった。


不思議でないことが不思議だ。

落ちつくために色をむさぼる。


ただ、ただ、光と空と自分があった。


今、飲んでいる液体は一体、誰なんだろうか。


辺り一面に散らばっているのは、やっぱり色だった。