以前の記事はこちら💁‍♀️



やっぱりそう来たか、と。


たしかに、付き合いはじめで日も浅く

まだまだ関係を深めていくには

もう少し時間が必要だなと思うところもあった。




それ以前に、私のパートナーとして

この人は本当に相応しいのだろうか???

と疑問に思うこともちょいちょいあり

なんかもうダメなら別の人を探すのも

早くしたほうがいいかな、、、なんて思ってた。




34歳で独身に戻るのは、ちょっと勇気がいる。

子供が欲しいと思っていたから

少しは急がなければ、、、!!!

って考えざるを得ない。



世の中の女性が、アラサー、アラフォーで

結婚を急ぐ理由なんて、これしかないよね。




そんな矢先の妊娠。




そして、相手は「産まないでくれ」と。





今回の妊娠を諦めるか(中絶するか)



相手と結婚せずに産むか



この2択だったので、言わずもがな



私の中で、ほぼ未婚シングルになる覚悟は

すぐについた。

ほとんど迷わなかった。




いや、すぐに決心がついたわけではない。




少し悩んだよ、さすがに。




普通に考えて、

付き合って、結婚して、妊娠して、、、

家族をつくることを想像していたし

そうなるのが当たり前だと思っていたから。




そんな家族、家庭を持つことが

わたしにはできないの??と考えることが

かなり苦しかったし、辛かった。




相手には、ちゃんと会って話し合いをしたいと

申し出たけどことごとく拒否されて

しまいには携帯番号をブロックされて

電話もメールも通じなくなってしまった。




※ここまで来るとかなり悪い奴に聞こえるけど

相手の名誉のために、、、

そんなに悪い人ではないです。

ちゃんと今では和解?話をして、

連絡も取ってますし、息子のことも考えてる。

そうじゃなかったら、これも書けないので😅



わたしは、自ら進んで

選択的シングルマザーになることを希望してた

わけではないので、

ひとりで母親になることの不安というのは

確かにあった。



でも、育てていけるのか?という心配は

ほとんどなかった。

ちゃんと一人で立派に育てていけると

根拠なく感じることができていた。



わたしは自分でビジネスをやっていて

きちんと生計を立てていたので

10代、20代のときに思わぬ妊娠をしてしまった…

というケースよりもかなり余裕があったし

仕事はなんとかなるし(ここはまた別で。。)

保育園も行けるだろう、、、と現実的なところは

割とうまくいく気がしていた。




いちばん心に引っかかっていたのは

子どもがどう感じるだろうか?と言うこと。

本当に、これだけが気がかりで

できれば父親という存在はいて欲しいなと思った。




こんな感じでぐるぐると考えている間にも

お腹の子どもは成長していき

だんだんと下っ腹が膨らんでいった。




とにかく検診へ、、、診てもらおう、、、

ということで、はじめて産科を訪れたのが

すでに妊娠3ヶ月過ぎだった。



内診をした瞬間、

赤ちゃんの形をした小さい命が

ちゃんとお腹のなかにあるのを確認して。



一人で産んで、一緒に頑張っていこうと

受け入れることができた。

それまでの不安が嘘のようだった。




この子はわたしを選んで来てくれたんだから。



(3)へ続く