こんばんは。
ネット回線がどうもやられてるらしく(電話したらこの建物全体がダメらしい)、
WiFi使わずにバンバンするのはちょっと怖いし、かといってルーターの問題ではなく回線そのものがいっちゃってるからパソコンを有線で繋ぐことも出来ないし、
細々スマホとiPadで作業しつつ、さっき一冊本を読みました。
たまたま数日前にWeb上で流れてきたのを見かけた作品でしたが、何か感じるものがあったので全額ポイント払いで購入し、昨日届きました。(ありがとうポイント( ;∀;))
「桜のような僕の恋人」
というタイトルです。
有名らしいので知ってる方いるかもですが、
ストーリーを端的に話すと、ありきたりに思えるかもしれません。
恋人が、人の何十倍もの速さで歳をとっていく病気になる……一言でいうと薄っぺらに聞こえますね(--;)
でも読んでみたら全然そんなことなかったです。
意外性ももちろんありました。
ネタバレになってしまうから書きませんが、
後半はずっと泣きっぱなしで、開けたばかりのティッシュが1/3なくなりました……
ここまで涙脆いか、わたしは。
周りが泣かないような話でも泣いてしまう人間ではありますが、
わたしの場合、小説だと余計泣けます。
漫画でもアニメでも泣きます。
でも、それって「映像として」そこにあるから、
それ以上の情報はないんですよ。
視覚と、ドラマやアニメなどであれば音響も加わり聴覚でも入ってきますが、
受動的なものなんですよね。
小説は、文字しかありません。
人物の表情も目に見えないし、音も鳴らない。
でも、小説はその分心に来ます。
書かれている文章から、
様々な光景を想像する。心に描く。
いまこの人はきっとこういう感情なんだ、こういう表情をしているんだ。
ああ、この人たちはこういう場所に立ってて……
……
そういった、書かれていない情景までが、書かれている文章から心に流れてくる。
「行間を読む」って、こういうことも含まれてると思います。
心で感じたものがわたしの頭の中で映像として返還し再生され、1つの映画みたいになるんです。
映像が先で、心でそれを感じるのではなく、
心が感じたことが、そのまま映像化されるんです。
要するに、心に直に、なんのひっかかりもフィルターもなく刺さる。
感じたいことが感じたいまま伝わる。
他の人がどういう風に小説を読んでいるかは分からないですけど……。
多分、物心着いた頃にはもう、その感覚がたまらなくなってて、どんどん本に夢中になったんだと思います。
視覚から入る情報、聴覚から入る情報、
それよりも何よりも、何の色も音も形もないのに容赦なく心に入ってくる情報が何よりも衝撃です。
例えば一言「ありがとう」でも、
その前後の描写、人物の心の流れ、物語の背景によって、受け取り方は180℃変わります。
そこから、きっと泣きそうなのを堪えて必死に絞り出した声だったんだろう、とか、
心から笑っててはち切れんばかりの喜びが込められてるんだな、とか
その人の表情や動きまで自分の中で再生されます。
だから読書はやめられないんですよ。
色々長々と書いてしまいましたが💦
でもこれが必ずしも良いとは言えないんですけどね(^_^;
想像力豊かなの通り越して、人の言葉の裏を探ってしまうようなとこがあるので……わたしはorz
感受性豊かと言えば聞こえはいいけど、
すぐ落ち込む、凹む、些細な言葉で上がったり下がったりする、
感情に振り回されてしまうのがわたしなので……
実は小説を読むのが久しぶりで、ちょっと心がびっくりしてしまったんですよね。
刺激が強かったです(笑)
とても泣けるので、オススメします(今更……)
では、またの日に。
*˙︶˙*)ノ"
追記
昨日は数年ぶりに回転寿司店に行きました!お寿司自体久しぶりだったし、とても美味しかったです( ;∀;)
最近の回転寿司、クオリティ高いですね……