むかし、中学生の時、ある歌の歌詞を書き写した。pretendという単語はその歌詞で覚えた。
Yes, 'n' how many times can a man turn his head,
Pretending he just doesn't see?
（Bob Dylan Blowin' In The Wind.）
今はニュースになっているけど、岩国市のことはすぐに話題にならなくなるだろう。昨年12月1日の1万人集会のこともたいして話題にならなかったし、庁舎募金も広く知られているとはいえない。
これから米軍再編意伴う予算が岩国市にも配分されるけど、その予算が建設利権に回され、防音対策や治安確保に使われるかウォッチングしようという動きにつながるだろうか。
運動団体は「米軍再編反対」という課題の切り口で捉え、マスコミは福田内閣の基盤とか日米関係といった問題設定をする。
沖縄でも辺野古の新基地建設が普天間代替だというストーリーが頑強に繰り返される。
ブロガーでも「米軍再編ってどうよ」との「辺野古での新基地計画はなぜいけないのか 」とか
maxi's page の「１９６６年からの米軍計画 」 とか、
チェックする人は多くなさそうだ。
岩国の米軍住宅建設計画のうさんくささも今回ほとんど話題にならなかった。
誰も岩国現地のことを気にかけない。見ようともしないのか。
岩国市民にとって問題は続いていく。
わたしたちがノーテンキに忘れようとも。
思いやり用地確保のための偽装公共工事（？） 「タカマサのきまぐれ時評」