前の記事の続き。
>しかし、赤旗を読まない党員が増えているのはそれだけではないだろう。日刊紙を読まなくなったのは、紙面自体に魅力がなくなって‶新聞〟としての価値が減じているからだ。「長文の政治方針(たとえば大会決議)は見るだけで頭が痛くなる」「肝心のニュースが少なくて読みたい記事がない」「党活動欄は毎日同じ調子のキャンペーンで紙面の無駄」「志位さんの発言や記事がやたらに多すぎる」などなど、そこにはさまざまな原因が横たわっている。赤旗がいくらスクープを連発しても紙面が刷新されるわけではなく、毎日毎日相変わらずの調子で繰り返される主張や檄文は「新聞」というよりは「宣伝ビラ」に近い――と感じている読者が少なくないからである。
「赤旗」をしげしげ読む機会って殆どないけど、「肝心のニュースが少なくて読みたい記事がない」って、普段はそうでしょうねえ。今度の「裏金問題」みたいなことが、そうそう起こるわけではないし。
スポーツ面や文化面は、一味違う「新聞」らしい記事があるとしても、社会面で商業紙が書き立てるようなニュースに付き合うわけにもいかないでしょう。
「志位さんの発言や記事がやたらに多すぎる」 この辺が一番の問題かな。ここに書かれている「」内の発言は広原さんの作文だとしてもね。筆者が普段接する赤旗読者の声を踏まえていれば、相応に意味のある提起だと思う。
社長の訓示などをつとめて載せる社内報みたいな記事は、なるべくやめて、従業員の声を伝える機関紙にしていく必要があるということかも。