フランスのドキュメンタリー番組です。

終わらない悪夢1-7放射性廃棄物はどこへ

全部見ると2時間弱ありますが、
全部見ずにはいられなくなります。




人間が原子力を使い始めて以来

どれだけ多くの不都合なことが知らされずにきたことか!

事故が起きた福島だけの話ではなく

過去に公にされてこなかった事故がこんなに起きていたなんて。

今も地球上のあちこちで

原子力の落とした放射性廃棄物による汚染が

ある意味、公然と行われている事実を知り、驚き

子供達、その子供達、そのまた子供達の未来は

一体、どうなってしまうのか思いをめぐらせてみたら

泣けてきてしまいました。


「原子力の恩恵に預かってきただろう?今更文句を言うな。」

原子力を進めてきた人たちはこう言うかもしれません。

だけど、良い所ばかりを謳い、悪い所は徹底的に隠蔽。

私達一般市民に、決定権はなかったも同然だったでしょう。


このドキュメンタリーの中のある場面で、

いつか、もう少し先には解決方法ができるだろう、なんて

確定していない未来のことを保険にしてはいけないと、

いうシーンがありましたが、私もそう思います。

原爆を作ってからもう66年も経ってるのに、

それを、未だに、誰にも、どうにもできなくて

結局保管しておくしかないないような代物を、

これ以上増やしてはいけない。