「近隣に安売りのサロンができたため、お客様が減ってしまいました」
「対抗しようとしてこちらも価格を下げましたが、それでも太刀打ちできません」
「客数も、売上も下がってしまい、どうしようもありません」
今でも、そのような相談をときどき受けます。
あなたにも、そのような経験がおありでしょうか?
今日は、そのような場合についてお話ししますね。
さて、近隣に安売りサロンができ、そこに対抗しようとしても勝てない。
このサロンさんの、どこに問題があるか分かりますか?
無意味な安売りをしてはいけない。
それは私の著書を読んだ方なら分かると思います。
でも、こんな場合どうすればいいのか???
そもそも、このサロンさんは、戦う相手、戦う場所を間違えています。
小さなサロンの経営というのは本来、近隣のサロンと戦い合うものではありません。
よく政治家どうしが、自分たちが勝つために足の引っ張り合いをしたりしていますが、
経営においては、相手の足を引っ張るのは逆効果ですし、
相手に勝つことも、むだな努力でしかありません。
一時的に勝ったとしても、相手はさらにやってくるでしょう。
ずっと発展性のない戦いが続き、どちらも疲弊し、
最終的には、体力のあるものが生き残ります。
でも、勝った時点でヘトヘトのボロボロです。
いったい、なにが間違っているのか?
それは
「相手に目が向いている」ということです。
本当に大切なお客様や、自分自身に目が向かずに、
戦う相手にばかり目が向いてしまっている。
結果的に、大切なものを見落としてしまいます。
ハッキリといいます。
相手に勝つ必要などないし、戦う必要もありません。
大切なのは
「あなたの本当の良さを見つけること」。
あなたにしかない本当の魅力が見つかれば、
そこに争いや競争など起こりようがないのです。
あなたの本当の良さをみつけて
本当にお客様に喜んでいただけることを考える。
戦う相手は、近隣の店ではありません。
ライバル店ではありません。
あなた自身なのです。
相手に勝ったかどうかではなく、
自分に勝ったかどうか?
そこにしっかりと焦点を合わせれば
大切なお客様はきっと離れていかないはずです。
あなたは、大切な役割をもって
今のお店を開いたはずです。
その気持ちを忘れずに、今日も取り組んでいきましょう!!
それでは(*^_^*)