黒山さんち、皆ぃ〜んな国際A級 | 一郎のだまされ日記

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チーム黒山レーシング 黒山一郎でございます。

 

孫1番の黒山陸一(りくと現在15歳)さんは国際B級でしたけど、今年の近畿選手権全戦全勝で近畿チャンピオンを決め、見事に全日本を経験せずに国際A級昇格達成。これはお父さんの二郎も、同じ道筋で国際A級に昇格しました。これで証拠の6人のライセンス写真の通り「黒山さんち、皆ぃ〜んな国際A級」です。

 

今年で13度のチャンピオンを成し遂げたガッチ小川くんの影に隠れていますが、この黒山ファミリーライセンスの中のライダーだけで、合計「全日本最上級クラスチャンピオン13度、全日本勝利数112勝を挙げています。

 

うちのレベルからするとスカですが、以下も誉めてあげてやってくださいね。

 

・黒山二郎→国際B級近畿チャンピオン

・黒山陸一→国際B級近畿チャンピオン

・黒山陣(中2)→グランドチャンピオン国内A級チャンピオン、国際B級近畿チャンピオン、国際A級全日本チャンピオン

・黒山太陽(たお小5)→何にもなし

 

ガッチ小川くんも健一も陣も、そのトライアルは「求道者的考え方」のトライアルです。つまり、クリーンが出ても「今のクリーンはクリーンではない、もっときれいなクリーンでないとだめ」的な考え方。藤波君と太陽は「何でもいい、クリーンさえ出ればいい」的な考え方。

 

それにガッチ小川くんも健一も陣も「そんなには人前でエエ格好しなくてもいい」的な考え方だけど、藤波君と太陽は「まずはエエ格好が一番、女にモテたい」的な考え方。はい、この違いは一発勝負の世界では大きいのです。

 

 

孫4番の黒山夢結(めい)は、まだ「幼稚園年中さん」だから7人目達成はまだ遠い先のお話ですね。

 

「黒山さんのところは、みんなが皆んなトライアルやっているというレベルでなくて、全員が全員、頂点目指していて、どういう教育をしているんですか」という質問をよく受けます。

 

答えは簡単で「皇室に生まれた男子は生涯皇室だし、歌舞伎家系に生まれた男子は生涯歌舞伎役者だし、イギリス.ランプキン家に生まれた男子は親戚一同全員トライアルライダーで、その親戚一同の順位序列は毎年SSDT(スコットランド6日間トライアル)に出場して決めている」というか、血筋というか生まれた時からそう決まっているんで「いつ頃から何で始めたの」のの質問に答えはありません。「生まれた時からそう決まっている」が、お答えです。

 

イチローさんが今から37年前の'87年、白バイ警察官を辞して世界選手権に挑戦する時にホームシック防止用に健一(当時小2)を連れて行ったのが、今はこうなってしまったののスタートラインのような気がする。別に健一に世界の頂点を見せて、将来はウンヌンなんてまるでなし。健一が向こうで勝手に自転車トライアルを始めて、次にトライアルに転向して「ブラック団という仲間(ライバル)を集めて」こうなったのが、お答えの正解かもしれない。

 

「人生、塞翁が馬」で、何がどうなるか分からないし、一つ言えることは「長く続ける、継続は力なり」でしょうね。イチローさんが駆け出しチンピラの頃の先輩トップライダーで、今でも神と崇拝しているお三方。トライアルの最前線で文字通り「継続は力なり」を見せつけているのが、成田省造さん、近藤博志さん、木村治男さんです。

 

トライアルス成田オーナーの成田省造さん

 

エトスデザイン経営者の近藤博志さん

 

ライダースオーナーの木村治男さん

 

「継続は力なり」の生き字引ですね。イチローさんもおじいさんになり、進駐軍司令官ダグラス.マッカーサーの言葉「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」の現在、悪ガキ孫ども4人ををよろしくお願いいたします。

 

より