自分は5歳くらいのとき、
すでに、



たのしい幼稚園って雑誌の
保護者投稿ページを熟読してた。


お、
時代考えたら
わりと天才じゃねw
まあ、読めない字もいっぱいあったけど、
感覚で読んでた。


なぜそんなページに興味を持ったのか。


そりゃ、
親という存在の理不尽さの謎が、
そこ読んだら少し見えるような気がしたから。


自分は、
なぜ、おばあさま(母親)に冷たくされるのだろう、と
いつも思っていたので。



印象に残ってるのは、
3歳差の姉妹をもつお母さんからの投稿。


次女ちゃんはまだイヤイヤ期。
2歳くらい?
ひいき目にも「可愛い」子ではない。


でも、


次女の方が不細工なのに、
(なんて書き方はしてないけど)
器量よしの長女を愛せず、
ツラく当たってしまう、
的な。


そうか、
親というものは、
たとえ愛くるしい顔をしていても
上の子を可愛く思えないものなのか。



じゃあ、
自分の前で母親が不機嫌なのも、
弟にはデレてんのも、
しょうがないことなのか。



おばあさまは、
何度も不幸な死産や流産を経て、
跡継ぎとなる男の子を授かったので、
弟を溺愛するのも無理はない。と、
今ならわかるけど、
あの頃の自分は、



そうか、
わたしは要らないのだな。

弟なんか、
死ねばいいのに。

とか、
マジ100%思ってた。
(日記にまで書いていたと、
おばあさまに指摘されたことがある。こわ!)



実際、
おばあさまは、おばあさまなりに、
私を思い、
心配して、
あれこれ力を注いで育ててくれたのだ。



ただ、
上機嫌では生きられない事情がありすぎただけで。



そして、
自分は基本マザコンなので、
どんな仕打ちを受けようと、
母親が好きなのだ。








ところで、我が息子ツヨ氏くんは、
いろいろいろいろあった結果、
入院レベルに痩せてしまった経緯があるので、


わたしは、


3食きちんと食べろ。
出されたモンは、全部食べろ。

(※減らしてますよ?虫レベルで少食だし。)


って、
うるさく言ってしまう。



すると、
アイツは、こんなの送ってきた。


http://blog.shinoegg.com/entry/2018/01/18/004014


なんというか、
食育押しつけてくる毒親への叫び
的なサイト?



俺の気持ち無視してんじゃねえ、的な?
親の権力濫用してんじゃねえ、的な?
(いや、全然濫用させてもらってないけど)



ふう…


ソウイウフウに感じるのだねえ。



一応、伝えてはみた。


元気になってほしいだけなんだよ。
そう思うのはいけないことなのか、と。



思うのは勝手だけどな、
と、返事はしてくれた。




この子がいつか、
人の親になったとしたら、
わかるのかもな。



わたしが、
おばあさまの苦しみや葛藤を
初めて理解したときのように。



ただ、
君らが好きで、大切で、
でも
余裕無くて、
上手に伝えられないだけなんだ。と。