ツヨ氏はここ1年くらい、
自己分析ってやつにハマっているようだ。


このお年頃は、
学校に行こうが行くまいが、


周りや自分が何者で、どんなやつで、
どう評価されるのか、
気になって仕方ないのだろう。


自分が中学生の頃、


どうして先生は私を面倒くさいやつの隣の席にするのか、
どうして大人は自分をイイ子ちゃん扱いするのか、
どうして自分は学校でこんなに疲れるのか、
どうして休み時間は友だちと喋らないといけないのか、
どうして自分は余所事ばかり考えてしまうのか、


わからないことだらけだったな。


それでも、
人と同じになれないことだけは
痛いほどわかっていた。



ツヨ氏分析では、
過去のストレスが巨大であったこと、

そういうのを溜め込む傾向であること、

アニキと自分では
発散方法が異なること、
それもあって、
日常的に抱えるストレスの量が違うこと

などに触れていた。


家族の中で、
自分が1番器用であることや、
落ち着いて行動できること、
それで当てにされていることも
よく知っている。


少し前に、
自力登校したツヨ氏を迎えに行った帰り道、


車の中でこんな話をしてた。


「人には会いたくないが、
学校の子らは自分を発見すると、
名前を呼びかけてきたり、
話しかけてきたりする。」


(あれ?まんざらでもない?)


「この前ネット見てたら
人見知りとコミュ障は違う
ってのがあって、


ああ、
僕は単に
人見知りなだけなんだって思った。


コミュ障は意外と初対面でも
っていうか
初対面な感じのときはわりと話せるらしい。
でも、
関わり始めると、なんか、アレだろ。


人見知りは最初はダメだけど、
あとはそうでもないというか、
慣れたら普通にやれるし、な。真顔



お母さんには、
その「普通」が
多分一生
わからんのだがね笑い泣き

うん、
でも、
ちょっとわかるー。
確かに自分は初対面は全然平気w
でも、関係性キープするのはニガテ。


ただ、
ツヨ氏がこんなこと考えて、
話してくれて、


多分無意識にだけど、
人の輪の中で笑ってた自分を思い出したり、
イメージしたり
したんだなと思うと、


じんわりと嬉しくて、


いつかまた、
そんな日がくると
信じられる気がした。



話してるときのツヨ氏、

すごく14歳っぽい、
いい顔してたの
自分では知らないだろな。