色彩屋 鄭篤
この世は不思議ばかりなれば、私みたいなものが居ても不思議じゃない。
誰も知らない、誰もが知ってるこの場所に御用があればおいでください。
色彩屋の主、鄭篤 と 相棒、昂爛がお待ちしております。
■本編シリーズ
一の話、二の話・・・・・・と番号は振られていますが、どの順番から読んでも問題ないお話たち。
一の話 まどろみの猫
小春日和に鄭篤の元を訪れたのは睡眠不足に悩む一人の男だった。
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 [完]
■短編シリーズ 本編とは違った短いお話。
本編シリーズを読んでも読まなくても、どのタイミングで読んでも問題ないお話たち。
闇色なみだ
「――最後まで俺を見ていけ」
闇の中から色の世界へと飛び出した悪意は涙みたいに零れていった。
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 [完]
約束の免疫
「嘘をついたらその舌を貰うよ」 そう言った男を私は知っていると思った。
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 [完]
太陽よりも早く昂爛は目覚める。いつか終わるそのときまで永久にと繰り返す。昂爛のお話です。