モスクワ発成田行き、アエロフロートSU575便の夕食に続き朝食の記事です。
果てしないシベリアの大地を抜けて日本海へ入る頃、朝食のサービスがあり
CAさんがメインの選択を尋ねます「オムレツ? スイートパンケーキ?」
私はいつもアエロフロートの朝食はスイートパンケーキと決めているので、チョイスが
残っていて安心しました。
ロシアでいうスイートパンケーキとは「ブリヌイ(=ブリンチキ)」のことです。
(前菜)マナガツオの燻製、サーモン(Gravalax)のマリネ、きゅうり、レタス
(メイン)ストロベリージャム入りブリンチキ パイナップル添え
(デザート) チョコレートコーティングしたヌガー
黒パン、白パン
ロシアらしくて夕食より断然美味しい朝食です。特にザクースカ(前菜)が豪華!!
最後のロシア料理をじっくり楽しみました。すべて完食。
包装紙がかわいいロシア製のヌガーが2個載っています。けっこう美味しい。
右の写真の白い袋はマヨネーズ。
(左)ディルをまぶしたスモークサーモンは黒パンでオープンサンドにすると一層美味しい
です。
(右)2014年ソチ冬季五輪の広告付きカップでJ-7のトマトジュースをいただきます。
飛行機はウラジオストク付近から日本海に入り、長かったシベリアの台地ともお別れです。
(右)写真の左下の緑の部分がシベリア大陸の東端。ワニノとウラジオストクの中間付近。
(左)アエロフロートの取締役会の映像
(右)A330
そしてしばらく飛行すると新潟県から日本の領空に入り、福島空港が眼下に見えていわき付近から
南下して成田空港へのアプローチに入ります。
ほぼ定刻に成田空港に着陸。成田便はロシア人が少ないのでロシア機恒例の着陸の拍手は
パラパラと湧き起こり、ちょっと寂しかったです。また、日本路線では国際的な慣習に習い
運航乗務員が客より先に降りることもありません。
(右)成田空港第一ターミナルのスカイチームサテライトに到着したSUのA330
降機して初めて気が付きましたが、このアエロフロート機、スカイチーム塗装だったんですね。
成田便のアエロフロートは繁忙期にエアバスA330、閑散期はボーイングB767を使用
しています。(貨物便はMD-11F) 日本に乗り入れ可能性のあるロシア機の中で唯一騒音問題を
クリアしているIL-96を含めてロシア製の飛行機が成田路線に使用されることはなくなりました。
SU575 SVO/NRT A333 2011年8月
これでアルメニア・ロシア5泊7日の旅も終りです。