半月ほど続いた蝦夷梅雨が、ようやく明けそうな札幌。
毎日が涼しく(昨日なんか夜は肌寒かった)暑がりのわたくしには最適な気候です。

コナマスが散々たる結果に終わり、出直しのジャパンに向けて練習再開。

今週はKsp、Ksmyどちらの練習メニューも50mあたり55″~70″とサークル長め。

その代り、所謂Hypo5,7,9,のような呼吸制限メニューに。

この練習、わたくしは呼吸を止める練習ではなく、制限中は常に息を吐き続けて心拍数を必要以上に上げない練習だと思っている。(間違ってたらご指摘くださいm(_ _ )m)

“呼吸を止めてしまうと脈がすぐに上がってしまう。水中では吐き続けろ!”って大物コーチにも何度も指摘されたからねぇ。

周りの練習参加者を見ていると、どうも制限中呼吸することを止めてしまっているように見受けられる。

呼吸制限メニューの目的を説明しないコーチが悪いのか、その目的を質問しないスイマーが悪いのか・・・


さて、このようなロングサークルメニューをこなしているうちに、ふとあることに気付いた。

レースペースを意識するあまり、ショートサークルで一定タイム以内で泳ぐことばかり気にしていたが、そうこうしているうちに、どうも泳ぎが小さくなってしまっているようだ。

タイムは気にせず、ひたすら大きく泳ぐことを意識。


そもそも、なぜ速く泳ぎたいのか?

それは過去の自分に勝ちたい、要するに成長したい訳なのだが…


10年前、当時のクラブで誘ってもらい参加したマスターズ大会。

200m種目ではエントリータイムの遅さから周りは年配の人ばかり。

悪気はないんだろうけど、“若い人と一緒に泳げる~”“若いんやし引っ張って行ってや~”などと話しかけられた。

別に遅めにエントリーしていたわけではなく、それが当時の実力。

そしてレースではその年配の先輩方にぶっちぎられていた(/_;)/~~

“いつかみてろよ~”

それからも数年間は年配の方達と並んでのレースが大半だったのだが・・・


練習でついていける体力をつけるため、比較的長い距離のクロールを重点的に練習していた。

逆に他の3泳法はあまり泳げなかった。

練習の前半では前を泳ぐ人において行かれたが、後半になれば差を詰めることができるようになった。

そして、ショートサークルの100m~200mといった練習メニューでは、前を泳ぐスプリンターに後半追いつくことが快感になった。

大きくきれいに泳ぐことを意識していた賜物だったと思う。

初心忘るべからず。