KAYO

何の本だったのかな～?

忘れちゃったけど、内容はこんな感じ｡

あ、えｰと、今日嫌な事があって、
それにとらわれてる自分が情けなくて、
あれこれ考えていたら、以前読んだ本から助けられたから
それを書いてみるよ[emoji:i-228]



あるとこに、２人の修行僧がいました。
修行僧は、女性との関わりを禁じられていました。

２人は一緒に旅をしながら修行をしていました。

ある日の道中、川のあちらへ渡ろうとしたら、橋が壊れていました。
２人は川を歩いて渡ろうとしました。

そこへ女の人がやってきて、壊れた橋を見て大変困っていました。

１人の修行僧Aさんは困ってる女を見たけど、
女性との関わりを禁じられている為、しらないふりをしました。

もう１人の修行僧Bさんは、困っている女性に声をかけて、
川のむこうまで背にのせてあげました。


川のあちらまで渡った後、女はお礼をのべて、立ち去りました。

そして修行僧２人は、又歩き始めたのですが、

Aさんは、言いました。
「お前は、禁じられている女性との関わりをもった。それは悪い事だ。」

この話しにBさんは応えました。

「行動にはしていないけど、あなたの心の中は、先程の女とまだ関係をもっている。
　私の心の中にはもうあの女性はいない。」

と｡｡｡｡





私は、この内容を自分の過去の捉え方とあわせて考えているけど、
それだけじゃなくて凄い奥深いよね｡
過去、今、未来の心のありかた、どれにあてはめても考える事ができるよ｡

私は今、過去の出来事にとらわれている｡
今日という中で起こった過去の出来事だけど、
心はとらわれたまま、今という時間を過ごしています。

私の場合、今という時間に心をおくために、
今日の過去の出来事が何故、そんなに心に残るか。
という事を、自分から聞き出さなくてはいけない。
そうしないと、これから似たような事が起こる度に、同じように過去に心を置いてきて、
今という時間に集中できないから。

心の修行だね｡