風鳥のさんぽ道

風鳥のさんぽ道

マンガ・活字をこよなく愛する風鳥が、
散歩するような気持ちでのほほんと更新していくブログです。

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「敦賀さん!こんにちは」

 

元気良く駆けて来たのは、長く心を寄せている愛しい娘だ。
溢れんばかりの笑顔の彼女との邂逅に、何かが満たされるような感覚になる。

 

「こんにちは、最上さん」

 

俺はそんな彼女に口元を緩めながら迎えた。

 

「どうしたの?今日はやけにご機嫌だね」

 

明らかに良い事がありましたという雰囲気は、ここでこの言葉を言わない方が不自然で。
その言葉に彼女は、よくぞ聞いてくれました、とでもいう感じで答えた。

 

「わかりますか?今日、すごく良い事があったんです!」

 

「へ~、羨ましいな。何があったの?」

 

「フフフ、実は……」

 

少し間を空けて、彼女は幸せそうな笑顔で続けた。

 


「ショーちゃんが、私の元に帰って来たんです!!」

 


「……………え?」


「ショーちゃん、やっぱり私がいいって…
離れてみてようやく気が付いたって、言ってくれたんです。
酷いこと言って悪かったって、あのショーちゃんが謝ってくれて……」

 

胸の前で手を握り締め、瞳を潤ませる彼女。

 

「また、一緒に暮らす事になりました!」


「ま…待って……」


「私の王子様はやっぱりショーちゃんだった…」

 

彼女は残酷なまでに綺麗な笑顔で、いとも簡単に俺を地獄へと堕とした。


「私、ショーちゃんと結婚します!!」

 

 

 

 

 

という事で、どうも皆様お久し振りです。風鳥です。

今回は本誌でのおっちょこちょいで迂闊な敦賀さんに、ちょっとしたお仕置きですね。

いくら2回目とはいえ…ねえ?敦賀さんまでそんな…。

今後の展開、波乱しかないじゃないですかっ!!

楽しみ過ぎます!!