最近会ってないな~。

あの人はどうしてるんだろう?

そう思う時ってありますよね。

ふと思い出した彼の笑顔。

すっごくカッコいいベーシストさん、金子雄二さんの笑顔。

グルーブが半端無くて、どっしりとした低音で、ぐいぐいのらされてしまう。

超大好きなベーシストさん。

彼は亡くなりました。



生前の彼は、とっても大きな存在で、皆を包んでくれました。

体も大きかったな~。

健康優良児がそのまま大人になったイメージ、と言った所でしょうか。


美嘉ちゃんのツアー仕事の関係で、大阪に行ってましたので、始発の電車に乗って、東京に向いました。

最後に会えるチャンスだったから。

でも、41歳にもなるのに、急な知らせだったと事、旅中で家に戻れない事と重なって、服装が半端無く不謹慎。
正直、行くかどうか迷いました。

赤い髪の毛に、キラキラのネイル、ヒョウ柄のパンツにビーサン。

もう、ありえない格好でした。

でも、最後の10分に間に合うならと、そんな格好で斎場に到着。

みんなしっかりとした喪服を着てました。

とっても恥ずかしかったけど、御霊前だけでも、、と参列。



あれだけ大きかった彼ですが、棺の中に入ってる姿は、とっても小さかったです。

お疲れさまでした。




また一緒に音出したいなって思ってたんですよ。

本当に。




そして、不思議な事に、、、

私のメイクボックスの中に、弔事用の薄墨の筆ペンが入ってました。

入れた覚えも無いのに。

その筆ペンでしっかりと御霊前に名前を書きました。

どんな格好でも良いから、来ても良いよって言われた気がしました。

これは私の勝手な解釈ですけどね。



でも、最後に会えて良かった。




ご親族の皆さんの顔見てたら、姪っ子さんかな?

お顔がとっても似てて、少し救われた気がしました。

その人の命は絶えたとしても、後世に繋がるものがあるんだろうなって、皆、絶対彼の事を忘れずに生きて行くんだろうなって。

私もしばらくは、彼との素晴らしい音楽の思い出を並べて懐かしんでみようと思います。

そして、生きているありがたさを、再確認。

歌える事の喜びを、改めて感謝したいと思います。

7/23、8/6、8/25は、久々に私のライブです。

どれも一生懸命取り組みたいと思います。

金子雄二さん

私にとって、とっても偉大な存在でした。

これからも。変わらず。

天国があるなら、そこでライブでもして待っていて下さいね。

時期が来れば私もそっちに行きますから、またセッションでもしてやってくださいね。


ご冥福をお祈りします。