今年もやって来ました

1/17、5:46
もう、24年前で当時の小学1年だった子は既に30を過ぎました

当時は朝も早いのに家ではブラウン管のテレビでニュースをやっていて
風邪をひいていた自分はその日を休むか親に熱を測ってもらいながら朦朧としていたこと
その直後からの数日間をいまだに鮮明に覚えています

避難先の目の前で燃え上がるマンション
隆起したり陥没した道路に崩壊した車や点灯しない信号
いつかの写真でみた戦後のような一軒建て家屋が倒壊し瓦礫平地になった場所

毛布にくるまって暖をとりながら当時携帯など無くて
近隣親戚の安否も分からない

大変貴重な経験でした

多分学友も亡くなったでしょう
よく遊びに行った家屋が形もなかったので

生き残って生死を知ってなんとか生きています

後の世代に悲惨さを伝えて忘れないようにとよく聞きます

伝えるのは身の守り方や生き方の方が大事かなと自分は思っています。

あの状況は口伝では伝わらない

時代が変わって地震があればすぐ連絡が来て
身内に連絡が送れて
即配給が動ける世の中なのです

その時が来た時いかに「生きるか」
次に繋ぐのは希望の方が前向きに過去を過ぎれると信じて
そして失った多くのものに哀悼と生きる感謝を持って