立会い移植 | 両角 和人(生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療専門医の立場から不妊治療、体外受精、腹腔鏡手術について説明します。また最新の生殖医療の話題や情報を、文献を元に提供します。銀座のレストランやハワイ情報も書いてます。

当院では希望がある場合は旦那様の立ち会い移植を行っております。


ご一緒に、移植する胚の直前の画像をモニターで見て確認して頂けます。


また移植の際のエコーもモニターで全てお見せしております。


移植後は休養室で30分程度休んで頂きますが、その際にご一緒にいて頂く事も事も可能です。


これにより移植後に少しでもリラックスして頂けたらと思っております。

是非お勧め致します。




以下オペ室での移植の流れとなります。


まず、培養士がオペ室のモニターに胚の映像を拡大して映します。

その後、移植用のカテーテルに胚が吸い込まれる映像を一緒に見ながら確認します。


そのあとは、実際に医師が見ているエコーをご一緒に見て頂きながら移植を行います。

出来るだけ見やすいようにエコーの画像は拡大して、胚が戻される場所にポインターをお示ししてわかりやすく移植を行います。

ご一緒にエコーの映像を見ていると実際にカテーテルの先端から胚が移植される様子がわかるかと思います。


この際にカテーテルがみえやすいようにシュアビューという特殊なカテーテルを使用しており、このカテーテルによりかなり正確に移植部位を特定することが可能になります。


最後に移植部位の写真を撮り、それをプリントしてお渡ししています。

また、実際に戻す直前の胚の写真もお渡ししています。