日本国有鉄道(国鉄)
埼京線(愛称)
は 何故開通したのか

其ノ捌

2019年11月30日
開通史上最悪な
「ダイヤ改悪」
が、行われてしまった
埼京線(愛称)

埼京線(愛称)は
どのように変わってしまったのか?
「ダイヤ改悪」後の
データイムにおける
大宮駅発、南行電車の状況を例に取り、見てみる事にする

毎時
00 20 40
が、大宮駅始発の各駅停車、新宿行きである

10 30 50
が、武蔵浦和駅まで各駅停車となった、川越駅始発の快速電車である
「鈍足化」した「快速電車」
いわゆる「区間快速」
新木場行きである
「区間快速」になってしまったため
武蔵浦和駅での
「快速電車」

「各駅停車」
の待ち合わせはなくなってしまった

各駅停車3本
快速電車(区間快速)3本
これが
「ダイヤ改悪」
後の基本ダイヤである
これより本数が多い時間帯は無くなってしまった

一見、3本しか減っていないように見え、大した減便ではないように思えてしまうのだが…
純粋な各駅停車は毎時3本
6本から3本に半分に減便されてしまったのだ

私が、浦和の中心部からこの埼京線(愛称)沿線に越してきた
1990年頃のダイヤに逆戻り…
いや、それよりも悪いダイヤである
その当時は
各駅停車3本
快速電車3本
が基本ダイヤであった
「区間快速」等はなかったからだ

確かに
北与野駅・南与野駅・中浦和駅・を利用する場合だけを見れば、あまり変わらないかもしれないが
急ぐ必要もないため、大宮駅始発の各駅停車でゆっくり座って行きたい…
という選択肢は厳しくなった
体の不自由な方・年配者の方・等、乗り換えが困難な方にとっても厳しくなった
全体的に見て本当に不便になってしまったのだ
大宮駅以南、特に各駅停車しか停まらない
北戸田駅・戸田駅・浮間舟渡駅・北赤羽駅・利用の場合等は
快速電車の鈍足化により
時間は余計に掛かるようになり…
乗り換えは不便になり…
等々、とにかく不便になってしまったのだ
川越線方面から利用する方々にとっては本当に気の毒である…

JRは、折角増え続けてきた利用客を減らそうというのか?


次の
其ノ玖で
更に詳しく書く事にする


埼京線(愛称)は
新幹線が地上(高架)を走る(通過)事の見返りとして
沿線住民が開通させたものである
それを忘れてはならない


弐千弐拾年拾壱月陸日


岩瀬憲太郎