【治す医療から支える医療へ~人類学から食を学ぶ会】
ヒトが栄養を求め「生きるために食べる」事から移動や定住が始まった
というテーマから、人類学的観点と漢方医療学的なご意見が飛び交い
公衆衛生と歴史学、医療・栄養・・・
各々の専門的な考察を存分に発揮しながら
ガンと食事の関係や、免疫学・漢方医学・人類学など
知識豊富を完全に振り切ったマニアックでその道の先生が
ご意見を交わす会でした。
おこがましくもメインレクチャーとご紹介いただき
私が考察する「飢餓から嗜好主義への変遷」をプレゼンさせていただきました。
自分も相当好きな分野ではマニアックなほうだと思っていましたが
それをはるかに突き抜ける方々ばかり。
特にケトン代謝・腸内細菌・漢方医療・高齢者栄養に関して
人類史を交えながら未来を語る斬新さが衝撃でした。
治す医療から支える医療へというテーマも素晴らしかったです。
ほんと・・・恥ずかしいくらい私は無知です。トホホ
食を語るには、代謝のみならず人類史を理解しヒトの食の営み史から
考察する必要性を感じました。
知識が入り過ぎて頭がパンパンです。
今日は贅沢で、ユニークでマニアックすぎる夜でした。
嬉々としてコレクションを見せてくださったり
「これあげる♪」と気軽に分厚い専門書を下さったり
人類史と歴史と公衆衛生が好き過ぎて突き抜けている長谷川先生。
帰りの電車でお名刺をじっくりみたら
とてつもなく凄い方という事を知り
恐れ慄きました。
今日はすごい日だ。
脇濱先生、お誘いくださってありがとうございました。