倒れたその日からは少しずつ家族みんな落ち着きを取り戻しつつあり、朝9:30に病院へ。
検査に行く際、母は鎮静剤で眠っていた。手術しておよそ半日経過した後の診察結果。

「手術に伴うリスクはほぼなし」
そしてこの日から昇圧剤の使用をやめた。

面会中に母の心電図に変化があり、特有の「ピコーンピコーン」ってアラームが鳴ると自分の心臓が激しく鼓動する。
看護婦さんに、「どうしたんですか?何かあったんですか?」って繰り返し聞くけど「気にしなくて大丈夫です」なんて答えが返ってくる。

「神頼み」って私にとっては受け入れがたい言葉だったけど、まさに「神頼み」近所に神社に毎晩毎朝、お参りすることが日課になった。

そして変なところ冷静な私は母の入院が長期になると思い、区役所にて限度額認定証を発行してもらった。

家族が倒れると、どうしてもそのことに気持ちが言ってしまうけど、現実問題として金銭的な部分は大きなとこ。
早めに発行してもらっておいて、よかった。
今思えば、この時はICUで付きっきりで誰かが看てくれていたけど、この後一般病棟に移り、今度は私たちが付きっきりの看病をすることになった為、その時には母を置いてなかなか申請に時間をさけなくなっていただろうな