朝晩さらに冷え込むようになって

駆け足で冬に近づいてる感じの今日この頃。。。


風邪など引かないで元気でしょうか?


私は、まあ元気くらいしか取り柄がないので

言うまでもありませんね^^;



ところで、先日からツイッターではブツブツと愚痴をこぼしていたので

ご存知の方もいらっしゃると思うのですが

通信販売で購入した羽毛布団をめぐって

非常に不愉快な思いをさせられました。


もちろんこちらにも考えが甘かった部分もあったと思うしそれは認めるのですが

あまりにもその通販会社(インテリアショップ)の対応が非常識過ぎたので

これはきちんと記録に残して

あるいは、今後通販で布団を購入しようという人のために

詳細を明らかにして参考にしてもらわなければならないのではないか?と思い

思い出すだけでも怒りがこみ上げてくるのですが

がんばってブログ記事にしてみることにしました。


ツイッターで私の言い分を聞いてくださったり

貴重な意見を授けてくださった方には

同じことの繰り返しになるので

さくっとスルーしてください。





▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲




まず、事の起こりは

この春まで愛用していた羽毛布団がいよいよダメになってしまって

新しいものを購入しなければならくなり

今まで使っていた布団のスペックに近いものを探そうと

地元のショッピングセンターの寝具売りや大型家具ショップを回っていた時でした。


今まで使っていたものは、ダウン95%・フェザー5%という比率でしたが

それほど高いものではなく(有名ブランド、たとえば西川とか)でもないものが

在庫処分で半額以下になってたのを購入したもので

お値段の割に結構満足度の高い品物でした。


ただ同じスペックのものを、となると

やはり安くても4万円前後してしまうため、なかなか踏ん切りがつかず

かといって、たとえば「お値段以上」なニト○のものは

実物見た感じでも、雪国の冬にはちょっと心もとない薄さで

これというものが見つからなくて困っていたんです。


そこで、一旦家に戻って

インターネットで探してみよう、ということになって見つけたのが

今回購入したお店の羽毛布団だったんです。


スペックはダウン90%・フェザー10%、ないほう物重量1.4kgとまずまず。

しかも、ニューゴールドラベル、という

一定の基準を超えた羽毛布団に与えられる保証みたいなものもついてるとのこと。


このお店は楽天内のショップなので

商品を買った方のレビューも見られたのですが

残念ながら私の買おうとしている布団にはレビューはまだついておらず

中の羽毛が同じで、側生地が少し安価な商品のレビューをみたら

ツイッターのお友達からちょっと聞いてた「羽毛のにおいがきついことがある」というレビューも

1,2件あったものの、すぐに気にならなくなった、とあったので

これはお買い得なんじゃないか?と判断し購入することにしました。(平成23年9月23日)



そして購入から6日後、商品が届いたのですが。。。(9月29日)


想像していたよりもちいさな荷物で届いてまずびっくり。

しかしこれは、羽毛をぎゅっと小さくして輸送コストを下げたんだろうな、と判断。

(実際送料はショップ負担でした)

だから、布団をケースから出して空気を入れてあげれば解決することだろう、と気にしませんでした。


ところが、ケースから出そうとファスナーをあけようとしたら

今までかいだことのないようななんとも不快な臭いが漂ってきたんです。

(このケースも今考えると、サイトに記載してあった『ハードケース』とはいえない代物でした)


そこで、ファスナーをあけて

中身を出す前に外から思い切りぎゅーーーっと布団を押して

布団の中の臭いを押し出す様にしたのですが

布団のにおいが軽減しないばかりか、部屋にいやな臭いが広がる羽目に。。。

あわてて、部屋の隅のほうに移動させてしばらく放置したものの

鼻の奥に臭いがこびりついてしまったみたいで食欲さえなくなってきたので

最終的に玄関の方へ移動させなければならないことに。。。


となると、ケースに入った状態でこの臭いだと

とてもじゃないけど、これを掛けて寝ようという気には全くなれません。

結局その日は、夏用羽根布団にポリエステルの肌がけ布団を重ねて

震えながら寝ました。


そして翌日。(9月30日)

たまたま仕事に伺った割と親しくさせていただいてるお客さんに

思わず『買った羽毛布団が臭くて。。。」って話をしたら

なんと、そのお客さんもつい数日前に羽毛布団を買った、とおっしゃって

まだケースに入ったままの羽毛布団を見せていただきました。

そして、お客さんの勧めもあって臭いを確認させてもらったのですが。。。全く臭わない!

ただ、何度も何度もしつこく嗅がせてもらうと

うっすらと、うちにある布団と同種類の臭いの気配はしないでもない。

つまり、うちの布団のにおいはまちがいなく『羽毛』の臭いだということです。


ちなみに京都西川の製品で、39,800円が半額だったそうです。

ダウン90%・フェザー10%と私の買ったものとスペック的には同じでした。


そんな超偶然な出来事があったあと

仕事を終えて部屋に戻って、改めて布団の臭いをかいでみましたが

(この日はすこしでもにおいが逃げれば、とファスナーを全開にして出かけてました)

やはり、お客さんちとは比べ物にならないくらい臭い!

たとえれば、お客さんちの臭いが1だとすると、うちの布団は20くらい臭う感じです。


こんなに臭い布団はやっぱりおかしい!!と判断して

その日のうちに買ったお店へ返品したい旨メールしましたが

受付時間は過ぎており、しかも土日休みということで(メールしたのは金曜の夜)

返事は週明けになるようでした。




そして、休み明けの月曜日(10月3日)

ショップからの返信メールを待っていましたが、全く音沙汰なし。

いい加減じれてきたので、受付時間ぎりぎりに電話で連絡したところ

「今、羽毛布団を作っている会社に、返品可能かを確認中だ」とのこと。


え?なぜそちらのショップじゃなくて別会社?

と、思わないでもなかったのですが

電話の応対をしてくれた方も「臭いが酷いなら返品出来る方向で伝えます」

と心強い返事を下さったので

それを信じて翌日の返事を待ちました。



しかし、そうスムーズには行かなかったのです。




翌日(10月4日)、同じ担当の女性からかかった電話は

昨日の低姿勢な話し方とは打って変わってずいぶん突き放した物言いでまずびっくり。

そして開口一番

「まずはじめに、お客様都合での返品は不可能であるという記載についてご納得いただけますか」

と、返品の話そっちのけで確認されました。


ああこれは返品受け付ける気はないな、と感じたのでこちらも無言で対応してたら

ちょっと口調を強くして再度確認してきます。


それを3度ほど繰り返して、その後こちらからの返事は得られないと思ったのか

次に「一旦お客様にお届けした時点で開封、使用したということになるので、そういったものを戻されても

こちらとしても再販売することは出来ないので、返品は受けられない」と。


もう、この時点でこの会社との間に信頼関係とか言うものはゼロ、いやマイナスになりました。


しかし、こちらとしては

臭いを我慢して使用することは不可能、使えないものにお金を払うのは納得いかないので

「臭いが異常に強いと言うのは不良品なのではないか」と言ったところ

「梱包してある状態なので臭いが篭っているだけではないのか。干せば薄くなるのではないのか」

と言うので

「では、何日か干してみて、それでも臭いが消えなかったら返品受け付けてくれるのか」

と再度言うと

結局、最初の「一旦お届けしているので・・・」という文言を繰り返し言うばかり。


臭いで気分まで悪くなってるこっちの気持ちなど全く考慮すらしない物言いにプチっと切れましたよ!


「いくら安いからと言って、こんな臭い布団を買わされたこっちのみにもなってみろ!」

と、かなり強い口調で言ったところ

こっちの怒りが伝わったのか「再度上のものと検討してみます」

と、半ば強引に電話を切られてしまいました。



そしてその30分後に再度かかってきた電話が

正直言って、この会社の最悪さをさらに助長する内容でした。


こちらもまず開口一番に例の「一旦開封している、云々」な口上をしつこく繰り返したあと

今度は、この羽毛布団がいかに儲け度外視で販売しているか、的な話をし始めたんです。

なんでも、商品価格の8割で仕入れているとかなんとか。


そして最大の問題はこの先の提案でした。


「商品を返品されても店としては商品を破棄することになるのでこちらも損をする。

だから、せめて仕入れ値の半分をお客様が負担してくれれば返品に応じる」


つまり、こっちの立場としては

金は原価(約1万円なので8000円くらい)の半分(4000円)払って

しかも商品は返す。

手元に商品は残らないのにお金を払え、とそういうことです。



おかしくないですか?

それとも、私の感覚がおかしいの?


もう、最初の電話の時点でショップに対する信頼とかは崩壊しているので

返品した商品を本当に破棄するのか、信じられたものじゃないわけですよ。

つか、絶対再販するだろ!としか思えないw



もうこの会社の人には日本語通じないんじゃない、位の感覚で

それでも「なぜこっちの手元にさえ残らない品物に金払わなきゃいけないのか」と言いましたが

この話のどこがおかしいのかわからない模様。。。もうだめだなこりゃ。


さらに、終始見え隠れする

「こっちがこんなに譲歩して妥協案だして“やってる”んだ」的な超上からな物言い。

もうこれ以上こいつらと話してたら、脳の血管切れるわ!と思って

「もう結構です。あなたの会社の人とは根本的に話が通じないみたいですので。

残念ですが、このことは商品レビューに書かせていただきます」

と捨て台詞で電話を切りました。




その後、消費者生活センターに相談してみましたが

確かに、感じ方に個人差のある「臭い」を理由に返品するのは難しいかも、とのお話でした。

これが例えば、羽毛以外の化学薬品の臭いとかなら

異物混入の疑い、として対処できなくもないそうですが。。。


そうなると、一にも二にもお店との話し合いをするしかないらしいです。

つまり、お店側の誠意にかけるしかない、と。


確かに、ショップのサイトの注意書きに

・羽毛布団は独特の臭いがすることがある

・部品の欠品や不良品以外の自己都合による返品不可

と明記してある以上

今回のようなケースは、虚偽の記載をしているわけでもないので

センターが間に入って話をする、などは出来ないらしいのです。


しかし、ここまでのやり取りを見ていただいてもわかるように

このショップに誠意ある対応を求めるのは多分無理。

結局泣き寝入りしかないわけです。


でも、今回相談をした、という事実は

私の個人情報を伏せた状態で、ショップ名と相談内容は

消費者庁へ送られる、とのことだったので

記録がきちんとした形で残されるというだけでも

消費者センターへ相談した意味はあったかな、と思いました。



▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



ここまで、すごく長くなってしまって申し訳ありません。


みんなに私が体験した事実をお伝えしたい、と言うこと以外に

今回起きたことをきちんと文章に残しておきたい、ということもあって

細かく長くなってしました。。。



今回の教訓としては

・羽毛布団は表示だけを鵜呑みにして通販で買うのは危険

・出来れば実物を確認してから買ったほうがいい

・それでも通販でしか買えない場合、購入前に不安な点をショップに確認すること(返品、品物の詳細など)


ちなみに、私は

この布団では到底眠ることが出来ない、と判断して

最初に登場した調律のお客さんに教えていただいたお店で

ダウン85%・フェザー15%の「ロマンス小杉」という寝具メーカーの布団を買いなおして

買ったその日から快適に使ってます。

臭い?ほぼ0です。

(もちろん布団に鼻をうずめてしつこくにおいを嗅ぐとうっすら羽毛のにおいくらいはしますよ)


でも、これが普通なんじゃないかな、と思いました。


実際、今まで使ってた布団も

実家で2年ほど前から使っている羽毛布団も

においなんて意識して感じたことないですもの。



すごい高い授業料を払うことになってしまいましたが

だからこそ、こういう事例があるって事と

ネット上にはレベルの低いショップが結構ある、ってことをみんなに伝えることが出来て

この先の生活に役に立つなら仕方ないか、と思うことにしました。


みなさんも、気をつけてくださいね。




長い時間、お付き合いいただきありがとうございましたm(_ _ )m





P.S 最後の良心で、ここにはショップ名は書きませんでしたが

   気になる方はご一報くださればお教えします。