疲労や慢性疲労症候群(再放送と講演会動画) | 起立性調節障害~ありのままに~

起立性調節障害~ありのままに~

浪人?を経て大学に進学した息子が、起立性調節障害(OD)です。 中学に入学して朝起きられなくなり、遅刻欠席の嵐。高校は自主退学。
病気の事、学校に行けない事(不登校)、、 いろいろ苦しかったけど、今はODになったことをありがたいと思っている私です。

前回お知らせした疲労についてのNHKの番組、見ました~~^^

疲労と睡眠の関係
脳の炎症と活性酸素の関係
免疫力を回復する重要性
そのための食品や漢方薬やサプリ
脳の炎症と新しい検査法


などなど、、、、めっちゃわかりやすくて
予想以上におもしろかったです^^
見逃した方は、是非再放送を(^_-)☆
(一番下にまとめ記事にリンクしました^^)

【再放送】11月11日(金)お昼12時00分~12時44分



もみじ               もみじ               もみじ              もみじ              もみじ

と、前記事でCFSの講演会のお知らせをした時
行けなくて残念~~って書いたら
慢性疲労の倉常先生の講演会の動画があるよって、メッセージで教えてくださった方がいます(ありがとうございます~~ラブラブ
「2015年11月14日(土)慢性疲労症候群医療講演会 東京」

なんと3時間50分もありますが(3部構成)、2時間10分過ぎからPOTSの方のお話もありました(まだ全部は見れてないけどあせる

呉先生も先日のOD講演会で、「起立性も、慢性疲労も、見る角度によって診断が変わってくることがある」と話されたそうなので、ODの中でも慢性疲労を知ることが大事になってくる人たちもいるのでしょうね^^

私自身は、CFSって治らないことが多いと勝手に思っていたので(勉強不足ですみません><)あまり知らなかったのですが、
TV番組でも紹介されていたように、補中益気湯、還元型のコエンザイムQ10、B12の組み合わせで疲労の改善がみられるんだそうですよ~~^^






でも、こういう動画を教えていただくと、

ODを広く正しく知ってもらうために
ODについてのDrの説明動画があったらいいな~~と
本当に思っちゃうな~~ラブラブ


個人差の大きいODだから
たくさんの症例を診られたOD専門の先生の
エビデンスのある解説を聞くことができたらうれしいな~~音譜

うん。
いつか、きっと、ね~~~(-^□^-)






↓はNHKの番組のまとめ記事です^^
あなどれない疲労!チョイス11月5日NHK

今回のテーマは“疲労”!
疲労は誰にでもありますが、
休養をとっても長く疲労感がとれない場合は、
危険な原因がかくれていることがあります。
甘く考えないで、しっかりと向き合ってください!

MCは八嶋智人さん、大和田美帆さん、
ゲストはさん、
チョイスコンシェルジュは新井秀和さん、
解説してくれるのは、
関西福祉科大学教授 
東京大学 特任教授 倉恒 弘彦先生です。


【あなどれない疲労!】

■疲 労

働く人8000万人の4割が、
半年以上疲れがとれないと感じていると言います。
この疲労は、ほおっておいてもとれません。
それどころか、命にかかわる病気につながる危険性すらあります。


【矢口さん・会社員のケース】

深夜までの労働が続くこともあり、
睡眠を満足にとれないことも多く、
疲労がとれない状態でした。

睡眠不足から集中力がなくなり、
仕事の効率が悪くなり、残業がさらに増加して、
睡眠時間はさらにけずられ、
この悪循環から疲労はさらに蓄積していきました。

心も疲労していき、
仕事がいやだな、会社を辞めたい、
と思うようになっていきました。

さらに、体に異常を感じるようになり、
心臓がドキドキして心も落ち着かない状態でした。



■疲労感

疲労感は体の異常を知らせるアラームです。
細胞レベルではタンパク質や遺伝子レベルで傷が付いたりします。
それに気づかずに動き続けていると、
最後には細胞が壊れて体が大きな病気になってしまいます。


■ストレス

ストレスが疲労の大きな原因になっています。
ストレスは心身だけのものではありません。

ストレスには5つの種類があります。

■身体的なストレス
過重労働、夜遅くまで仕事、激しい運動など

■精神的ストレス
上司とのあつれきなどによるストレスなど

■物理的なストレス
紫外線、騒音など

■科学的なストレス
化学物質など

■生物学的なストレス
ウィルス、細菌など


■矢口さんの選択

矢口さんは、体の異常を感じて疲労専門外来を受診しました。

医師によると、
矢口さんは会話をしていてすぐに答えが出てこない、
頭が疲れている状態に加え、
睡眠障害があると診断され、
『十分な睡眠をとるように自宅療養してください』
と告げられました。

そして、1週間十分な睡眠時間を確保することで、
元の状態に戻ることができました。

仮に、このまま疲労を貯め込んでいたら、
『脳卒中』『心筋梗塞』『狭心症』
などのリスクを高め、
突然死を招くことにつながります。

また、
土日だけ寝だめすることは、寝だめしないよりはましですが、
それだけでは回復できないので、
普段から睡眠時間を確保できるように配慮してください。


睡眠とストレス

脳の中枢細胞は昼間の活動によって発生した
活性酸素によって傷ついています。
この細胞の傷が疲労の原因で、
このときに脳が疲れたというアラームをだします。

そして、この傷を回復させるのが、
『疲労回復因子FR』
です。
疲労回復因子FRは睡眠中に一番増加します。
ですので、十分な睡眠がとれないと、細胞を修復することができません。
疲労回復のためには、十分な睡眠が効果的なのです。


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【疲労度チェック】

健康な疲労ならば2~3日休養すれば回復します。
ところが、
十分に休養をとっていても1カ月以上疲労が続くようなら、
医療機関を受診してください。



■疲労度セルフチェック

□微熱がある
□思考力が低下している
□疲れた感じ、だるい感じがある
□よく眠れない
□ちょっとした運動や作業でも非常に疲れる
□ゆううつな気分になる
□筋肉痛がある
□自分の体調に不安がある
□働く意欲が起きない
□ちょっとした事が思い出せない
□このころ体に力が入らない
□リンパ節がはれている
□まぶしくて目がくらむことがある
□頭痛、頭重感がある
□ボーッとすることがある
□一晩寝ても疲れがとれない
□集中力が低下している
□のどの痛みがある
□どうしても寝過ぎてします
□関節が痛む


◆評価基準

症状がまったくない :0点
少しある      :1点
まあまあある    :2点
かなりある     :3点
非常に強い     :4点


◆診 断

   安全ゾーン  要注意ゾーン  危険ゾーン

男性 0~16   17~22   23以上
女性 0~19   20~28   29以上

これは、自律神経の疲れを診断するチェック法です。
疲れはこのような一面だけで評価するのは危険です。
いろいろな評価がありますので、
総合的な面から疲労度をチェックすることをお勧めします。
ただし、これも疲労に関する重要な指標です。


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【疲労解消法】

疲労を解消してくれる方法として、
以下のようなものがあります

■睡眠
■お風呂
■クエン酸
■魚の赤身
■鶏の胸肉
■森林浴



■睡眠
自律神経を休めて疲労を解消に効果があります

■お風呂
温めることで血液の流れがよくなって、
疲労解消に効果があります
ぬるめの温度で10~15分入るのがオススメです

■クエン酸
クエン酸は人が活動するためのエネルギーになるので、
それを補給することは疲労解消に効果があります

■魚の赤身
イミダゾールペプチドという疲労回復物質が多く含まれていますので、
疲労解消に効果があります

■鶏の胸肉
イミダゾールペプチドという疲労回復物質が多く含まれていますので、
疲労解消に効果があります

■森林浴
緑の香りによるリラックス効果があり、
それによる疲労解消が期待できます
自律神経が休まります
緑茶の香りをかぐのも、森林浴と似たような効果が期待できます


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【日浦医師のケース】

日浦医師は良く寝ていたのに疲れがとれませんでした。
3年前の開業時から10カ月くらいはとても疲れていました。
開業にともなう気づかれもあって、
それも疲労の原因だと思っていました。
そして、睡眠時間を確保できていたのに、
朝起きても疲労がとれていないと感じていました。


そこで、血液検査をしてみました。
甲状腺のホルモンに異常値がみられました。
『甲状腺機能低下症』
という病気でした。


■甲状腺機能低下症の主な症状

◆甲状腺の腫れ
◆寒気
◆皮膚の乾燥
◆太る
◆徐脈
◆倦怠感(疲労感)
◆便秘
◆むくみ
◆脱毛
◆記憶力の低下
◆コレステロール上昇
◆月経過多


日浦医師はこの病気のせいで、
疲れがとれなかったのです。
甲状腺ホルモンを正常にする薬で、
回復することができました。


■疲労を引き起こす病気


◆甲状腺機能低下
◆貧血
◆肝炎
◆糖尿病
◆肺炎
◆がん
◆更年期障害
◆睡眠障害など

疲れがいつまでも取れない場合は、
まずは普段診てもらっている内科の先生に診てもらって、
原因がわかれば専門医に診てもらいます。
原因が分からないない場合は、
総合外来を紹介してもらって、
そこから専門医に診てもらってください。


■慢性疲労症候群

ストレスや体の疲労以外にも
疲労感じ続けることがあります。
それが、
『慢性疲労諸侯群』
です。
激しい疲労感を伴いますが、
ほかに次のような症状があります。

◆激しい疲労感
◆微熱
◆頭痛
◆のどの痛み
◆関節痛
◆筋肉痛
◆脱力
◆筋力低下
◆思考・集中力の低下
◆睡眠障害
◆首のリンパ節のはれ

この病気は、ほかにも次のように呼ばれています。
『筋痛性脳性髄炎慢性疲労症候群』
これは、脳幹部に明らかに炎症がある病気です。


慢性疲労症候群は、脳神経系の疾患です。
治療法としては、免疫力を回復させることです。

それに効果を発揮するのが、
漢方薬の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)です。
さらに規則正しい生活。
食材としては、酸化ストレスを押さえる
ビタミンC・E、イミダゾールペプチドなどがおすすめです。


元記事はこちら→
http://tvkenkoclub.seesaa.net/article/443548311.html